小湊早百合
暑くなったわね…
小湊早百合
お兄ちゃん、麦茶いる?
圭一
わぁ〜、ありがとう。
圭一
冷たい麦茶って最高だよね。
小湊早百合
身体には常温がいいって言うけども、
小湊早百合
暑い日のお茶は、やっぱり冷たくないとね!
圭一
そういえば、この間
圭一
君の縁談の話をしたよね。
小湊早百合
うん。あのときはびっくりしたわ。
圭一
じゃあ今日は、父親絡みの話をするよ…
圭一
実はあの男には、
圭一
僕たち以外の子供がいた。
小湊早百合
やっぱり、この間お兄ちゃんが子供たちって言ってたのは…
圭一
うん。よく気づいたね。
圭一
僕たちのママとは違う女性との間に、
圭一
少なくとも二人、息子がいたみたいだよ。
圭一
上の子のことは僕はよく知らない。
圭一
でも、下の子には…
圭一
実は僕達、会ったことあるんだよ。
小湊早百合
えっ!?
圭一
君、覚えてるかな…?
圭一
一度だけ、この家に来たことがある子。
圭一
君は恥ずかしがって、あんまり話しかけてなかったけど…。
小湊早百合
うん。覚えてるよ…。
小湊早百合
一緒にご飯を食べて、
小湊早百合
お泊りもしたよね。
圭一
次の朝には、いなくなっちゃってたけど…
小湊早百合
たしか、そうだった気がする。
圭一
あの子だよ。
小湊早百合
ええっ!?
小湊早百合
そうだったの…!?
圭一
あれから僕は、毎日公園に行ってあの子を待っていた。
圭一
あそこに行けば、また会えるんじゃないか、ってね。
圭一
でももう一度も会えなかった…。
小湊早百合
そういえば、お兄ちゃん、あの頃から、私を連れて歩くの、嫌がってたもんね…。
小湊早百合
やっぱり男の子同士がいいのかな、とは思ってたけど…。
圭一
ごめんよ。
圭一
でも、あの子に会えなくて、
圭一
寂しくて涙が出るのを、
圭一
君に見られたくなかったんだ…。
小湊早百合
そういうことね。
小湊早百合
今ならわかるわ。ふふっ。
圭一
そのうちにママは死んじゃったし、
圭一
施設入りした僕は君とも離れ離れ…
圭一
ほんとに、寂しかったよ。
ポロッ
圭一
って、わっ…////
圭一
昔の話してたら、涙出てきちゃった...////
圭一
えへへ…結局は、君に泣くところ、見られちゃったなぁ…。
圭一
もっと強くならないと…
小湊早百合
お兄ちゃん、
小湊早百合
大事な人を思って泣くのは良いことよ。
小湊早百合
弱さなんかじゃないわ。
圭一
そっかぁ…ありがとう。
小湊早百合
でもお兄ちゃん、
小湊早百合
あの子の話…
小湊早百合
本当にびっくりしたわ。
小湊早百合
どうしてそんなことまで、分かったの?
圭一
えへへ…それはね…
小湊早百合
あら、なんか嬉しそうじゃないの
圭一
また今度の、お楽しみ〜
小湊早百合
ええー
小湊早百合
教えてよぉー(笑)
圭一
だーめ♡ また今度(笑)
つづく
次のページのおまけも見てね!
圭一
あれ?どうしたの、こんなところで
小湊早百合
実はね…
小湊早百合
お兄ちゃんに、見せたいものがあって。
小湊早百合
これ!
※公式ホームページ記載のガイドラインを守った、営利目的ではない個人利用です。 通報はしないでください。
小湊早百合
公式さんのグッズは完売だから、
小湊早百合
似たものを自分で作ったの。
小湊早百合
名付けて、「なんちゃって圭一キーホルダー」
圭一
わ~! 嬉しいなぁ
小湊早百合
しかも、売り切れた公式グッズが、新品のまま高値で転売されてるの見て、悲しくなっちゃったからさ…
圭一
僕じゃなくて、お金が好きで僕のグッズを買い占めるのはやめて欲しいなぁ…
小湊早百合
そうよね。
小湊早百合
あとは、既に登場しなくなったキャラでもファンはいるから、また再販されるといいな…(´•ω•`)
小湊早百合
あっ、ちなみに、このキーホルダーは、
小湊早百合
1. プリンター用透明シートに印刷
2. インクが耐水ではないのでラミネート
3. レジンコーティング
で作りました!
2. インクが耐水ではないのでラミネート
3. レジンコーティング
で作りました!
小湊早百合
じゃあ、今回はこのあたりで!
小湊早百合
またお会いしましょう!
圭一
またね〜✨