テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
15,285
2,114
てんり 𓂃◌𓈒𓐍
313
コメント
1件
第7話、読ませていただきました……。 tgちゃんの過去がこんなに重く、そして温かいものだったなんて。母親を亡くし、父親の愛情も失い、それでも「愛されたい」と願い続けた強さに胸が震えました。最後の「愛してくれる?」に、みんなが「もちろんだよ」と抱きしめるシーン、涙が止まらなかったです。 ぐらたん~✩.*˚🎸🥔さんの、心の機微を丁寧に描くお話の世界に、どんどん引き込まれています。これからも、ゆっくり楽しみに読ませていただきますね🌷
kty
第7話
start➳
kty
友達の家の玄関は広く、僕の家1個分くらいあった
mz
ak
友達は興奮して至る所を見渡していた
ak
pr
tg
tg
tg
友達は僕たちをおもてなししてくれた
ak
pr
at
kty
みんなが次々に家に入っていく中、僕も家に入った
mz
kty
でも君は何故か不思議そうにどこかを見つめていた
kty
mz
tg
友達は勇気を振り絞ったように拳を強く握っていた
ak
pr
at
そのとき僕は友達に声をかけることが出来なかった
kty
mz
tg
tg
友達は真剣な表情で話し始めた
でも、どこか怖がるような、怯えてるような気がした
tg
幼い頃からお母様とお父様に愛情を沢山注いでもらってた
お父様は大企業の社長で
お母様はテレビ出演もしたことがある大女優だった
だから将来は親の跡を継ぐ、と言われてた
でも、俺が小学生低学年の時お母様はストーカーに刺され、亡くなってしまった
それからお父様は誰一人とも相手にせず、口を聞かなくなり、無愛想な人になってしまった
そこで俺はお父様を元気づけようとした
でもお父様は一切俺の話を聞いてくれなかった
その日から数年後、お父様は再婚することを決意した
初めて新しいお母様と会う時、俺は緊張していた
でもその新しいお母様はとても優しく、前のお母様のように沢山愛情を注いでくれた
いつからか、お父様の無愛想もなくなっていて、みんなから好かれる社長になっていた
ある日俺はお母様に言ってみたんだ、
「なんでお父様と再婚したのか、」と、
お母様は少し黙って、こういってくれた
「あなたのような可愛い子供と暮らしてみたかった」
この言葉を聞いて俺は愛情をとても貰っていることに気づいた
お母様は「あなたのように心優しい子はきっと幸せになれる」と言ってくれた
それから俺は街の中を歩くだけで色々な人から注目を浴びた
きっと俺は誰からでも愛されるすごい子なんだ
そう、思い込んでいた、
俺が小学生6年の時、お母様とお父様が喧嘩をした
2人とも離婚をするとずっと言っていた、
その日から何もかもが変わった
育児放棄され、毎日俺でストレスを解散して、
こんな家庭が昔の家庭とは全然ちがくて、何も頭に入ってこなくなった
こんな家庭は嫌だ、
そう思うようになっていた
それからという日は毎日辛くて、家から出して貰えなくて、
何をしようとしても許してくれない、
そんな辛い日々をこのままずっと味わうのか、
でも、俺はそんな日々は嫌だった
だから俺は決めたんだ
この家を出る、て
俺は中学に上がるのと同時に家を出た
早く離れたくて、早くあそこから抜け出したくて、何も考えずに走り続けた
そして、次のところでも俺はまた、皆から愛されるのかと思っていた、
ak
at
pr
mz
kty
僕たちは誰一人喋れなかった
友達のこんな過去を知って誰も言葉が出るはずもない
僕は視界がぼやけた
沢山の辛さを味わった友達の体験談を、何一つ自分に当てはめられなかった
自分の視界には大量の涙が溜まっていた
友達たちもきっと同じだろう、
友達にこんなことを話させてしまったこと、あんなにあざとかったり、愛想振りまいてたりした理由も知らずに
酷いことを言ってしまった
こないだみんなで攻めてしまったこと、
今すぐ友達に謝りたかった、
tg
tg
tg
友達は何もかも頭に入らないまま言ったんだろう、
kty
ak
ak
友達は自分が何をしたか反省するように言っていた
それに続いて、僕は謝った
kty
pr
mz
at
みんなも僕に続いて謝っていた
tg
tg
tg
tg
tg
ak
ak
tg
pr
pr
tg
こうして友達の過去を知り、前よりずっと仲が深まった気がした
kty
mz
at
ak
tg
pr