〇〇【夢主】
よし。帰りの会が終わった事だし、早く帰りましょ。

れな
うん。〇〇ちゃんはマイペースだから、いつも帰りの会が終わった後、すぐ教室から出ちゃうのよね。

私とれなちゃんは下校しようと
したら、噂のモテモテ男子3人組が通りかかって来た。
翔太(しょうた)
あっ!君は学園一美女だと噂されている〇〇ちゃんだね!

輝(あきら)
君はいつも5人の男達に取り合いされているらしいね。

浩介(こうすけ)
お前が5人に取り合いされている所、時々見かけるよ。

〇〇【夢主】
そうなんですよ…。本当に毎日毎日困っちゃいますよ…。

浩介(こうすけ)
〇〇が最強に可愛すぎるから、5人に取り合いされるんじゃないか?俺はそう考えてるよ。

輝(あきら)
〇〇ちゃんにとって、あの5人の男達は彼氏でも何でも無いの?

翔太(しょうた)
もしかしたら、〇〇ちゃんを彼女にしたいって思ってるかもしれないよ?

〇〇【夢主】
いやいや!あんな男達の彼女になりたくないですよ!迷惑な人達ですから!

翔太(しょうた)
そうなんだ…。僕もう帰るから!じゃあね!

輝(あきら)
またね!

浩介(こうすけ)
またな!

〇〇【夢主】
さようなら!

れな
〇〇ちゃん、私も帰るからまたね!

〇〇【夢主】
れなちゃん!またね!

私は憧れのモテモテ男子3人組と
会話して、モテモテ男子3人組と
れなちゃんに挨拶した後、また
いつものようにメメントリが私に
接近して来た…。
じおる
〇〇さん!さっきあの学園一のイケメンであるモテモテ男子3人組と話してましたよね?

じおる
モテモテ男子3人組より僕にしてください!

そろもん
じおるじゃなくて俺にして!俺が彼氏になるから!

あすた
そろもんじゃなくて俺にして!俺の彼女になって!

うた
あすたより俺の方が良いよ!こんな腹黒い奴とは付き合わない方が良いよ!

はるてぃー
うたくんより俺の方が良いよ!こんな変態な奴とは付き合っちゃ駄目だからな!

〇〇【夢主】
言っとくけど、私は貴方達と付き合うつもりなんて、絶対無いから!

〇〇【夢主】
実は昨日言ってたバレンタインチョコはメメントリじゃなくて、モテモテ男子3人組にあげるつもりなの!

〇〇【夢主】
だから貴方達にあげる気は無いからね!分かった!?

はるてぃー
そんな事言わないで!俺にもバレンタインチョコくれよ!

うた
こんなうるさい奴じゃなくて俺にチョコあげなよ!

じおる
僕にチョコくださいよ!

そろもん
こんなAIみたいな奴じゃなくて俺にチョコちょうだい!

あすた
絶対俺だけにして!チョコをあげる相手は絶対俺だけにして!

〇〇【夢主】
だからあげないって言ってるでしょ!貴方達みたいな迷惑な男達にチョコをあげる気は無いって言ってるでしょ!

〇〇【夢主】
もういい加減にして!

あすた
そんな事言われても諦めないからね!〇〇を彼女にするまでは諦めないからね!

そろもん
俺だって〇〇を彼女にするまでは絶対諦めないからな!

じおる
僕だって〇〇さんを恋人にするまでは絶対に諦めないですからね!

うた
俺だって〇〇を俺の物にするまでは絶対に諦める訳にはいかないからな!

はるてぃー
俺は諦めが悪い人間だから、いい加減にしてって言われても諦めないからな!

はるてぃー
お前こそ分かったか!

〇〇【夢主】
ぐぬぬ…!

〇〇【夢主】
(このままじゃ卒業までずっと取り合いされるわ…!ここはもう諦めてメメントリの想いに答えるしか無いわ…!)

はるてぃー
〇〇?どうした?

〇〇【夢主】
もう分かった…!貴方達がそこまで言うなら、素直に彼女になって、バレンタインチョコをあげるわ…!

はるてぃー
マジで!?彼女になってくれるのか!?

〇〇【夢主】
ただし…!一つ条件がある…!

はるてぃー
えっ!?条件!?条件はなに!?

〇〇【夢主】
条件は今度の土曜日、各メンバーと交代交代で私とデートする。私が特別に各メンバーとデートしてあげる。土曜日のデートで、誰とのデートが一番良かったのかを決める。

〇〇【夢主】
一番良かった人がご褒美として、私が彼女になってあげて、バレンタインチョコをプレゼントする。これでどうかしら?

はるてぃー
…分かった…!その条件承ったぜ…!

うた
…受けて立つ…!

じおる
…分かりました…!

そろもん
…やってやろうじゃねぇか…!

あすた
…自信無いけど…!やるしか無い…!

〇〇【夢主】
決まりね!じゃあ、メンバー順にデートしてもらうからね!

〇〇【夢主】
貴方達、私を落とす為にせいぜい頑張ってデートプラン考えてね!じゃあね!

あすた
頑張って〇〇を惚れさせてみせる!

そろもん
頑張って〇〇を俺の物にするんだ!

じおる
なんとしても〇〇さんを僕の物にしてやります!

うた
なんとしても〇〇を俺の恋人にしてやるんだ!

はるてぃー
頑張って〇〇と永遠に一緒にいるようになってやる!

私は土曜日にメメントリと
デートの約束をした後、自宅へ帰宅するのだった。
なんとしても、
この散々な学校生活に終止符を打ってやるわ!そして、誰か一人選んで
平穏な学校生活を送ってやるわ!