桃青、黄赤、黄青です! 地雷、腐が苦手な人、純粋さんバイバイ 字が間違ってても脳内変換してね♡ 通報ダメ絶対( ^∀^)
遅くなりました。
すみません。
♡1000ありがとうございます!
四時間目の授業終了の鐘が鳴り、 さすがに戻らなければと重たい体を起こして保健室を出た。
教室にたどりつき、 一番に目に飛び込んできたのは、
黄くんと赤くんがふたりでお昼を食べている姿だった。
前までの僕なら、 こんな光景にも違和感なんて感じないでふたりのもとに行けただろう。
なに食わぬ顔で話せただろう。
でも……今の僕には無理だ。
あと数歩が踏み出せない。
この光景を見てられなくて、 その場を立ち去る。
青
青
ひたすら走り続ける。
聞こえてくる生徒たちの楽しそうな声。
見渡せばみんな笑顔で、 僕みたいに泣きそうな顔の人は誰ひとりもいなくて、 余計に悲しくなった。
僕のいる場所にだけ雲がかかって、 雨が降って、暗くなっていく。
気づけば、 誰もいない階段を駆けあがっていた。
シンと静まる階段に、 僕の足音と激しく乱れる息だけが響きわたる。
『なにかあったら屋上来い』
今の僕には彼の言葉しかすがれるものがなくて
関わらないって思ったのに、自ら関わりにいこうとしている。
青
ついてしまった。
最上階に。
目の前にあるドアの取手を握る。
この先は、踏み入れたことのない領域だ。
一度深呼吸をして、ドアをゆっくり開ける。
ギィといびつな音を立てたドアの隙間から、 徐々に差し込んでくる太陽の明るい光。
そして、目に飛び込んできたのは、 青い空、白い雲……だけではなく。
青
カラフルな頭の人たちが十人くらいいたのだった。
しかも屋上はテレビとかで見たような憧れのものじゃなくて、
黄色や赤やオレンジのスプレーで落書きされている地面、
ボコボコになったフェンス。
……なんなの、これ。
屋上ってこんなとこなの?
違うよね?
断じて違う!
僕が想像してた屋上は、 広くて綺麗なコンクリートの地面、 さわやかなフェンス、 寝転べば一面空が見えるようなとこなのに!
緑髪君
緑髪君
なんともゆるい話し方の男子が近づいてきた。
……ッ!?
髪が、真緑!?
は、初めて見た。
髪が真緑の人なんて。
緑髪君は、かっこいいっていうか……
なんかエロい。
流し目でゆるゆるとしゃべる彼からは フェロモンが大量流出してる。
青
こういう人たちを世間では不良と呼ぶのだろう。
僕は不良とは無縁の生活をしてきたから少しとまどってしまう。
緑髪君
緑髪君
緑髪君は僕の頭をくしゃくしゃっとしてきて、 僕は慌てて頭を押さえる。
ほぼ同時のタイミングで僕の頭にのっていた 緑髪君の手を誰かがつかんだ。
その瞬間、 背後からほのかに甘くて優しいフレグランスの香りがした。
続き♡100
次めっちゃ短くなる。
許して(;ω;`*)
コメント
26件
何と言うか…全てが最高です!(語彙力無くてすいません)いつも楽しませてもらっています! ブクマ失礼しますm(*_ _)m
フォロー失礼します!
あんた、本当にアイパット☆で書いてるんか?