ころん
結局走ってたどり着いた先は stprのオフィスだった。 ...一応鍵持ってるし、 今日はここで寝泊まりしちゃお。 なーくんに怒られるだろうけど。 扉を開けると、定時はとっくに過ぎてるはずなのに 一人だけ残ってるやつがいた。
るぅと
るぅと
るぅと
ころん
目を服の袖で擦りながら るぅとくんの正面に座った。
るぅと
るぅと
るぅとくんがかけていた眼鏡を外し、 僕に優しく微笑みかけてきた。 こいつだけには絶対話さない! って思ってたけど、 真面目に聞こうとするるぅとくんに、 いつのまにか全部話してしまっていた。
るぅと
るぅと
ころん
よく考えてみたら僕は、憶測で勝手に りささんに好きな人がいるって決めつけて、 言うだけ言って家を飛び出したことになる。 ...自分勝手すぎる。 そもそも僕はりささんの彼氏でも なんでもないんだから、 りささんの恋愛事情に 首を突っ込むべきじゃないのに。 完全に僕が悪い。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
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