ア オ ハ ル ！ - 学 園 パ ロ -

俺はあの後学校へと急いだ

前より遅くなってしまったから

きっとただでは済まないだろう

まぁ慣れた俺からすれば

もう、どうって事ないや

俺はとりあえず

クラス替えの表を眺める

自分のクラスを把握し

靴箱へと向かう

靴箱にはぐしゃぐしゃになった

紙が乱暴に入れられていた

きえろ

ﾀﾋねよばーか

きもい

今年も扱いは変わらない

なんとも思わない

考えたら、自分が壊れそうだから

考えない

自分の教室につき

深呼吸してから入る

ﾊﾞｯｼｬｰﾝ

俺は言いなりになってばかりの

つまらない人生を過ごしている

楽しみなんてもう、求めてない

俺はいつも通り

更衣室に行ってジャージに着替える

もちろん、本当はダメなのだが

先生に適当に理由をつけて

許してもらっている

最近ではもう、なんとも言われない

それが普通になったから

更衣室

席に着くと

机の上には

暴言ばかり書かれていて

いつも通り、先生にバレないよーに

消している

シャーペンで書いてくれてるだけ

まだありがたい

油性ペンだと消すのが大変なので

そこに関しては

もはやなんとも思わない

どーせいつも通りだし

俺に友達なんて出来っこない

1人で勝手にﾀﾋぬのかぁ

そう、俺は嫌なのだ

俺のせいで

誰かが傷つくことになるのは

そんな事になるくらいだったら

俺が1人で背負えばいい

そうすれば…誰1人傷つかない

平和…だから…ﾆｺ

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡1000 いつも多くてごめんね