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ルカ
ルカ
腰をおそう鈍痛に目を覚ます
ルカ
ルカ
ルカ
痛みを我慢して起き上がる 辺りを見回して彼を探すと ベッドボードにメモが置かれている
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
メモと一緒に黒い機械がある
ルカ
ルカ
ルカ
置いていったであろう本人に聞こうと思ったがいないし、電話番号もわからない
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
シャワーを浴び 買ってもらった服を一着だけきて アジトを出た
ルカ
街唯一のお花屋さん ColorFloraを開店した
お店を開けると同時に 数名のお客さんが来てくれた 中には知り合いもいて 話に花が咲く
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ガヤガヤ
外がうるさい
ルカ
このお店で働き出して1ヶ月くらい ほぼ毎日このくらいの時間になると お店の横に人が集まる
ルカ
ルカ
窓からこっそり覗いていると
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ルカ
??
ルカ
毎日ではないが お店を開けている事が多いから 想像がつく あそこにいる人たちの中には 背中に銃を背負ってる人も チラホラいる
そして急に始まる チンチロやダイスポーカーっていわれるもの 最初は賭け事かと思っていたけど 何かを受け渡ししてる感じもなく お店の横にひっそりいる 3人の男に話しかけるだけ
ルカ
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ルカ
ルカ
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ルカ
スっと黒いマスクごしに 1輪の花を差し出す
ルカ
少しかがんだ時、 背中に銃が見えた気がした
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ルカ
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ルカ
Mon D
ルカ
Mon D
笑顔で見送る たくさんいた人たちはいなくなっていた
ルカ
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お店を閉めたあと 夕食の買い物をし帰宅した
ルカ
ルカ
オムライスとサラダをつくり テーブルにつく
時計は23時を回りそうになっていた
ルカ
ピンポーーーン
ルカ
ルカ
ルカ
ガチャ
ルカ
ドアノブにかけていた手を ガッと引っ張られ 大きな胸板が目の前にあらわれた
ルカ
鼻の奥を 花火の後の煙のようなにおいがかすめる
かすかに愛おしい香りもする
ぎゅーっと強く抱きしめられ 訪問者が朝陽じゃない事に気づく
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
ルカ
ガバッと体を確認しようと胸板に手を置くと ヌルッとした液体が手についた
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
怪我してない方の腕を引っ張り 連れていこうとすると グイっと体を反転させられる
開いたままだったドアがしまる
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ドアを背中に彼を見ると 額には汗とかすかな血の跡
ルカ
ルカ
額に傷がないか覗き込んだ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
かぶりつくように唇と舌をからめとられ
頭がぼーっとする
ほのかに血の味がした
長いキス
まとまらない思考
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
彼の額の汗がたらりと流れる
心做しか顔色も悪い
彼はスマホを取り出し どこかに電話する
アルフォート・ウェスカー
ルカ
短い電話を終える 少し呼吸が荒い
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
ベッドに連れていきねくたいを外し ベストとシャツを脱がす
Yシャツの肩には 焼けこげた跡のような穴があいており 袖に血で真っ赤に染まっている
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
頭を撫でられ彼をみると 私を心配するような顔をされる
ルカ
ルカ
ルカ
新しいタオルをお湯で濡らし ベッドに座る彼の元に急ぐ
彼の肩にはまだ生々しい傷
スっと優しくタオルで拭う
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
力が入りづらいのだろう
ダランとした腕についている血を拭う
額にはツーと大粒の汗が垂れる
額の血も汗と一緒に拭う
アルフォート・ウェスカー
こちらはかすり傷のようだが スっと1本の線からダラっと血が滲んだ
ピンポーン
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
そろりとドアの覗き穴から外を確認する
救急バッグをもった男性が立っている
いわさきそす
ドアの向こうから少し焦ったような声がする
開けるか悩んでいると
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ガチャ…
赤いスラックスを履いた男性が入ってきた
男性は私の姿をチラッとみたが 特になにも発する事無く 彼に近づく
彼の体を確認し 肩からコロンと何かを取り出した 額にはカットバンを貼り 薬のような粉を渡す
彼はその粉を飲む 少しの時間クラクラとしていたようだが 体調は戻ったようで 顔色がよくなった
アルフォート・ウェスカー
いわさきそす
アルフォート・ウェスカー
治療が終わると 男は彼に新しいシャツとベストを渡し 部屋から出ていった
そすが帰ったのを確認し ドアの鍵を閉める音が聞こえた
数分経っても彼女は戻ってこない
ふと玄関に目をやる
彼女はドアの前にいるが 一向にこちらにくる気配がない
アルフォート・ウェスカー
不審に思い彼女のそばにいくと 彼女の肩は小刻みに震えていた
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
目のふちが赤く染まっている
無理に笑ったような ぎこちなさを感じる笑顔
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
右腕だけでそっと彼女の肩を抱く
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
彼女が強く抱きしめてくる
アルフォート・ウェスカー
頭を撫でてやりそっとキスをおとす
彼女の揺れる細い肩を抱き 次第に泣き顔を見たくなる欲にかられる
アルフォート・ウェスカー
思春期みたいな自分の欲を自嘲し 抱く腕に力をこめた
ひとしきり泣いたあと
急に恥ずかしくなる
ルカ
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
オムライスとサラダ 足りないかもしれないし チキンスープをつくった
自分のオムライスを温めなおして テーブルに運ぶ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ほっぺをひっぱられる
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
アルフォート・ウェスカー
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
ニコニコしていた表情から ギラギラした眼差しに変わる
ルカ
アルフォート・ウェスカー
ルカ
食事を終えたあと ウェスカーさんに手を引かれ 浴室に連れ込まれましたとさ
作者
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