あれから数日が経った
私はまだグクを無視している
グクは私を気にかけて、話しかけてくるけど
今日も、グクの隣にはいつも先輩がいる
あの場所は私のだったのにな、
今日も冷たい息を吸って1日を過ごす
○○
- 放課後 -
今日も先生の話は長いし疲れたなー
私はいつまで自分に嘘つき続けなきゃいけないんだろ
考えてる事と行動が真逆でもう意味わかんないよ
そんな事を考えながら、教室の椅子から立ち、帰ろうとした。
そしたらちょうど、廊下と扉の所にはグクと先輩がいた。
グク
ジウン
仲良く喋っていて、 2人とも笑ってた。
バカみたい 。
私はそれを見なかった事にして、反対側の扉から教室をでた。
しばらく廊下を歩いていると
- ピロン -
グク:あのさ、今日さ一緒に帰らない?
グクからのカトクだった。
34の未読表示。いまさら開く訳にもいかなかった
グク:ねぇ、
グク:なんで最近冷たいの
グク:返事してよ
グク:○○どうしたのさ、
グクのせいだもん。全部。ぜんぶね。
もう知らないんだから
どこか寂しい着信音を聞くのがもう嫌で 私は、スマホの電源を切った。
グク:今日家行くわ
帰ってから溜まっていたドラマを観ていた
- ピンポーン-
私の家にインターホンがなった
○○
○○
重い身体を起こして玄関に向かう
- ピンポーン -
- ピンポーン -
- ピンポーン -
何回もインターホンが連打されてる
○○
んもう ! 何回も鳴らさないでよね
- ガチャ -
ゆっくり扉を開けた
○○
そう言ってゆっくり顔を上げると
グク
○○
そこには夢でもなくグクがいた
だから私は、急いで扉を閉めようとした
グク
するとグクの大きい手が、扉を思い切り押さえてきた
○○
グク
○○
グク
グク
グク
いや、こっちが会わないようにしてるんだけど?
○○
グク
○○
○○
グク
グク
○○
あー、ホントだったら飛び跳ねて喜ぶのにな
なんでこう、素直になれないのかなー、わたしは
グク
グク
グク
○○
グク
○○
どうして、こんな事になってしまったのか…
○○
グク
私は渋々OKしてしまった。 てか、そうするしかなかったか
○○
なんでこんなに、にこにこしてるんだか、コイツは
私はこんなにも混乱してるのに
コメント
5件
うぎゃ(( 毎回これを楽しみにしてるぞ🤍
ぬぉぉぉ!!