テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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イヤイヤライヤー

第4話 - 三口目　フォークとケーキ（2）

207

2025年01月11日

#ケーキバース

#潔世一

#ブルーロックBL

#ミヒャエル・カイザー

#カイ潔

#微恋愛かもしれないしガッツリ恋愛かもしれない

葵蘭

作者

お待たせしました…！

作者

第3話目です

作者

3月までもっと配信頻度遅くなる予定です…！🙇

作者

今回から番外編を書くことになりました！

作者

番外編はまた次の話にしようと思います※すぐ出します！

トレーニングルーム

『いいかよく聞け』

『どうやら俺は『ケーキ』で世一お前は』

『『フォーク』だ』

潔世一

はぁ…はぁ…おい…それって…

ミヒャエル・カイザー

あぁ。クッソ最悪だ

この世にいる98%の人間を除く残りの2%は『ケーキ』と『フォーク』がしめている。

ケーキは生まれてからその血肉や体液が甘く感じる人間のこと。

フォークはケーキを美味しく感じてしまい、ケーキ以外の味覚を失う本能的にケーキを求めてしまう。

潔世一

（そんなの…どんな確率でだよ…）

潔世一

（実際会ったことがないからわからなかったけど…こんな変な感覚になるなんて…）

潔世一

俺…さっきみたいに誰か襲っちまうのかよ…？

ミヒャエル・カイザー

それは大丈夫だ。『ケーキ』は体液や血肉を口に含まない限りわからないし、ケーキ"自身"も自分がケーキだなんて初めから思うやつもいない。

ミヒャエル・カイザー

ケーキとフォークがお互いに『そういう行為』をしないとわからない奴の方が多いからな

潔世一

…お前…はぁ…詳しいな…

ミヒャエル・カイザー

はっ！そうか？…まぁガキの頃実際にそういう光景を見たことがあるからかもな。

潔世一

…はぁ…はぁ…

ミヒャエル・カイザー

おいおい、さっきから大丈夫かよ？

潔世一

…ハァ……ハァハァ

ミヒャエル・カイザー

…呆れだな

ぐいっ（顎クイ）

チュジュルル…チュージュルチュチュ

パッ（顎から手を離す）

ミヒャエル・カイザー

ぷはっ…ふぅ…これでわかっだろ。お前は俺の体液をどうしても甘く感じてしまう

口から垂れたよだれを腕で拭きながら話す

潔世一

……///（とろ〜ん……）

ミヒャエル・カイザー

ふっいい顔だな世一もっと欲しいか？

ミヒャエル・カイザー

けどな

チラ

ミヒャエル・カイザー

おい。わかってんだよクソ指導者（マスター）ただ見てるだけかよ？

潔世一

…？

ビリビリビリッ！

潔世一のスーツから電流のようなものが流れる感覚に陥る

潔世一

っっ！？！！？ぐっ…！（体が…痺れる…痛い…っ）あ…ぐ…（フラッ…バタン…）

ミヒャエル・カイザー

残念だったな、俺は相手のしたがる事は無償でしたくない主義なんだ

ウィーンバタン（扉の開く音）

ノエル・ノア

カイザー、潔大丈夫か？

ミヒャエル・カイザー

世一はもう寝てる。よく気づいたなクソ指導者（マスター）カメラがあってよかったよ（世一の方を見る）…たく、クソ面倒なことになった

潔世一

ん…

ミヒャエル・カイザー

世一。早く起きろ何時間寝るつもりだ？もう朝だぞ

潔世一

はっ！カイザー！！

ミヒャエル・カイザー

そんな大声で言わなくてもここにいるから安心しろ。

起きるとベッドの横に座っているカイザーが目に入った。ドイツ語で書かれてある心理学の本を読んでいた。

だが今俺の頭の中にあったのは

ごめんっっっ！！！！！！！！！！！！！！！

謝ることだった

潔世一は勢いよくベッドで土下座をする

ミヒャエル・カイザー

…あ？

嫌いなやつに正直土下座なんて死んでもしたくなかったが、今は申し訳なさが勝っていた。流石にここで謝らないと俺やばい。

潔世一

昨日はいくら頭がクラクラしてても…やりすぎた…っ！！本当ごめん！！！！

ミヒャエル・カイザー

世一クンはあんなことしといてごめんの一言だけ…？何かもっとしないといけないことあるんじゃないのかなー？ん？

潔世一

（こいつ…俺が下の立場に自らなったことで調子のりだした…クソムカつく……が…いくらフォークとケーキでもキスしたことには変わりないし…こいつが万が一億が一ファーストキスだったら…もう責任とれない…今は我慢だ）

潔世一

くっ………わかった……何でも言う事聞くから…

ミヒャエル・カイザー

へぇ…？何でもいいんだ？じゃーあひとまず〜

ウィーンガタン（扉の開く音）

ノエル・ノア

カイザー。それくらいにしておけ

ミヒャエル・カイザー

チッ…クソ指導者（マスター）…いいとこだったのに

潔世一

ノア…！

ノエル・ノア

さっきはすまなかった。潔世一体調は大丈夫か？

潔世一

あ、はい！大丈夫です…！

ノエル・ノア

それはよかった。今お前にはフォークの本能的衝動を抑えるための薬を投与している。加えてこれも

ノエル・ノアは潔世一に錠剤が入った袋を渡す

潔世一

ノアこれは？

ノエル・ノア

フォークの本能的衝動を抑える効果がある薬だ。無くなりそうになったらいつでも声をかけてくれ。

潔世一

ありがとうございます！

ノエル・ノア

それと両親への連絡、絵心とのカウンセリング、医師の検診をこれから受けてもらう。だが昨日の今日だ。大変だっただろう今日は休むといい。

潔世一

はいっ！…あの氷織達、ブルーロックのメンバーにはこのこと…

ノエル・ノア

大丈夫だ、何も言っていない

潔世一

ほっ…（よかった…。あいつらには迷惑かけれねぇし…）

ノエル・ノア

それとカイザー。お前も念の為医者に診てもらうことになっている。一応護身用のグッズも持っておくこと。お前も今日は休むといい。

ミヒャエル・カイザー

お前は俺の母ちゃんか

ノエル・ノア

カイザー？

ミヒャエル・カイザー

あーはいはい。わかったよ、めんどくせぇ…

ノエル・ノア

それでは、他のメンバーのミーティングに行ってくる。

潔世一

はいっ！

ミヒャエル・カイザー

…

ウィーンガタン（扉の開く音）

潔世一

（ぽわぁ〜…）

ミヒャエル・カイザー

…お前…もしかしてノエル・ノアのことが好きなのかよ？

潔世一

うん！俺の幼少期からの憧れなんだ

ミヒャエル・カイザー

へー笑よく言うよ、あんなクソ指導者（マスター）のどこがいいのか。さっぱりわからんな

潔世一

…（ｲﾗ）……別にお前に理解してもらう必要なんかねぇよ。

ミヒャエル・カイザー

あ？

潔世一

それに俺らは利用される者と利用する者だろ？

ミヒャエル・カイザー

（ｲｯﾗｧ…）…お前なんか勘違いしてないか？世一お前は俺がいないとケーキに襲うかもしれないんだぞ？

潔世一

勘違いしてるのはお前だろ？カイザー

ミヒャエル・カイザー

は？

潔→カイザーの胸ぐらを掴む

ぐいっ

潔世一

俺は薬一つで我慢出来るしお前のことを食い殺すことだって出来るんだよつってんだよバーカお前がいなくても俺は生きていける。

潔世一

味覚が無くてもサッカーは出来るしな。そうだな、サッカーでも命も生きていけないほどに俺が食い殺してやろうか？

パッ

（胸ぐらを離す）

ミヒャエル・カイザー

…

ぐいっ

カイザー→世一に顎クイ

潔世一

…なんだよ？

ミヒャエル・カイザー

会って２日目で愛の告白とは気が早いんじゃないか？世一

潔世一

は？愛の告白？俺言ってないけど？

ミヒャエル・カイザー

俺は敵意が一番嬉しいことなんだ。

潔世一

…（ﾑｽ…）お前が喜ぼうが俺には関係ない。失せろ

ミヒャエル・カイザー

それはそれとして…クソ生意気だな〜？俺のクソ道化（ピエロ）だろ？もうちょっと笑ったらどうなんだ？ピエロでさえ笑うんだぞ？

潔世一

お前のピエロになった覚えはない。勝手に言ってるだけだろ、笑う義務はない今お前にイラついてんだよ煽んな

ミヒャエル・カイザー

そんな（フォークだから）理由で上に立つつもりならやめといた方がいいぞ？だが奇遇だな

潔世一

…何が言いたい？

ミヒャエル・カイザー

俺もお前のことは食いたいって思ってたとこなんだ。そこで一つ提案がある。

潔世一

…お前さっきの話聞いてたのかよ？

ミヒャエル・カイザー

ああ。もちろん

潔世一

そこまで言われても上に立ちたいとか、イカれてんな。

ミヒャエル・カイザー

それはお互い様だろ？クソエゴイスト

パッ

潔世一の顎から手を離す

潔世一

お前とは会って今日で２日目だけどクソ好感が持てないな。

潔世一

俺はお前の提案を呑むつもりも聞くつもりもない。これからはサッカーで食い合っていこうぜ、じゃあな

ドアノブに手をかける

ミヒャエル・カイザー

それは残念な知らせだが、一つ

ドアノブから手を離して振り向く

潔世一

…？

ミヒャエル・カイザー

いいか？このブルーロック内にもケーキやフォークがいる可能性があるんだぞ？暴走して他のケーキを食べて刑務所（豚箱）行き。そうなったらどうだ？お前のサッカー人生は消えてなくなるんだぞ？提案を聞くべきだと俺は思うがな

潔世一

…そうだな。いつかバレる時があるかもしれない。…そうなったらお前の言う通りになるかも……だけどな、お前に弱味握られるぐらい追い込まれてはないんだよ。死んでもお前の話は聞かない

ミヒャエル・カイザー

あはっ笑死んでも俺の話聞かないとか重すぎてゾクゾクするっ…！

潔世一

興奮する所間違えてんぞ青薔薇💢

ミヒャエル・カイザー

なんで話を聞こうとしないのかわからないねぇ〜？立場的には俺の方か上のはずだろ？

潔世一

…お前昨日のキスのこと根に持ってんなら謝るけど、お前もお前じゃん。俺のゴール（存在証明）奪ったんだから謝れよ。話はそれからだろ？

潔世一

そっちから喧嘩ふっかけてきたんだ。何がなんでも100%お前を許すことねぇから

ウィーンガタン（扉開く音）

ミヒャエル・カイザー

…ふっ…くくく…あはっあはは！！許さないって？クッソ笑えるなぁ〜？ただのクソ道化（ピエロ）が！長いものには巻かれないと…ねぇ？世一くん…くく…あはは！！

男は楽しげに笑っていた

作者

お疲れ様でした！

作者

今回あんまり手応え感じてなくて…またやり直すかもしれないです

作者

番外編はもうちょっとで出来そうなので、出来次第すぐ出します！

作者

ありがとうございました！

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