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私、金宮優莉、 13歳、今まで生きてきた中で 最大級のピンチです。

ガラガラ…

金宮優莉

失礼しまぁ~す~
おっ誰もいないじゃん!
ラッキーwww
しかし、珍しく図書室に
誰も居ないなんて…

数分後 ガラガラ…

相坂凛華

亮太くん…あのね…

北野亮太

なんだよ。
急に呼び出したりして

金宮優莉

(おっ、亮太と凛華ちゃんだ、なんだろう?告白?
隠れてみてみよ…)

相坂凛華

あっあのね…
私ねっ、入学式の時から
亮太くんのことがねっ…

相坂凛華

………好きなの……

相坂凛華

………だからね…私と付き合ってください………

ちくり……

金宮優莉

(ん?なんだろ…胸がチクチクする……)

北野亮太

ごめん。俺、そういうの
興味ないやぁ。

相坂凛華

えっ…そんな…
…やっぱり…あの子の
ことが好きなの……?

北野亮太

だったらなに?
お前に関係ある?

相坂凛華

……そっか……
私、もう帰る…

北野亮太

あっそ
じゃぁな

金宮優莉

(亮太の好きなあの子って
誰だろ?なんか、さみしい…)

帰り道

北野亮太

…い…おいっ!
聞いてんのか?

金宮優莉

えっ、あっ…なに?

北野亮太

聞いてなかったのかよ…

金宮優莉

あっ…ごめんね

北野亮太

いいよ、別に

金宮優莉

ごめんね

北野亮太

大丈夫だって

金宮優莉

…ありがと

金宮優莉

あっ、私、こっちだから
またあしたね、

北野亮太

またあしたなっ

金宮優莉

(どうしたのかな?私
ものすごくドキドキしてる…)

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