冬弥
インターホンを押したものの、返事が無かったから勝手に入らせてもらった。
失礼なのは承知の上だが、彰人が良いと言っていたし、ということでだ。
女の人の声が聞こえた。一応未だに玄関から動けていない。
お母さんか…?別に何時間も待っている訳では無いが…
彰人
彰人
冬弥
彰人
絵名
冬弥
絵名
絵名
冬弥
彰人
彰人が茶菓子を持ってくるから先に部屋で待ってろと言われたから人の部屋に1人で居る訳なのだが
別に気にしなくて大丈夫と言っても聞かない彰人が悪いと勝手に自分を肯定しまくっているのだ。
まぁとりあえずどこに目を向ければいいか分からない。
彰人の部屋は彰人らしく、少しごちゃっとしていた。
部屋のほとんどはCDだらけだ…
90年代のアーティストのものから最新のアーティストのもの、ジャズ・ロック・ネット音楽まで幅広いジャンルのものが積み重なっていた。
上の方にミク達のCDもあった。 セカイで出会ってからだろうな。
少しじっと見ていたら中に本も混じっていた。
無断で申し訳ないが、少し拝見させてもらうことにした。
ペラ、と開けると少女漫画のようだった。
彰人はこのようなものも読むのだな、と思いながらとページをめくった。
なかなか展開が面白く、下の物音にも気付かず読み込んでいた。
あぁ、これは男同士の恋愛なのか。
自分の読む本のジャンルでは無かったからか、新鮮さもありこの本を彰人に借りようかとまで思った。
よくよく考えるとこれは彰人の本なのか…?
成程、こういう本はあまり学校に置いていないからな、
図書室でも俺を待つ間寝ようとするのだろう。
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
やはり勝手に読まない方が良かったのか…?
彰人
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
彰人はクスクス笑う
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人は少し複雑そうな顔をしていた。
コメント
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