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しゆん
そう言って俺はため息を吐く
しゆん
とりあえずクラスを教えてもらおうと、廊下に立っていた先輩に話しかける。
しゆん
先輩
先輩
しゆん
先輩
先輩
あ、そういえば最近仕事多いって聞いた
しゆん
生徒会室は2回の廊下の右端辺りにある
居ないかも知れないが、行っておくに越したことはない
.....そういえば、ハンカチ、家にあった柔軟剤とかで良かったのか....?
なんか変態みたいだけど、会長のハンカチはなんか、いい匂いがしてた
それが洗濯後には無くなっている
やってしまったかも知れない.....
しゆん
生徒会室の背景無かったごめん
コンコン
しゆん
返事はない。
やっぱり来ていなかったのかもしれないな______....
そうま
しゆん
びっ、びびったぁあ....
そうま
しゆん
しょ、しょんぼりしてるっ
ヤベェ....珍しいお顔過ぎる....
可愛いかも.....
そうま
しゆん
そうま
え、忘れてたのかよ
若干拍子抜けしながらもハンカチを返す
そうま
しゆん
そうま
ハンカチをまじまじと見つめる会長
なんかハンカチについてたか...!?
もしかしたら糸屑とか...
そうま
帰ってきたのは予想と思いっきり逆の言葉
会長のハンカチを洗濯した時は全く気にしないで家の洗剤と柔軟剤を使っていた。
=家の洗剤と柔軟剤がいい匂い...
そんなことはないと思う
割りとフツーに店に売っているのを見かけるし、俺だって毎回洗濯は同じものを使っている
しゆん
そうま
そうま
しゆん
気持ち悪くなんか無い
確かに、家の洗剤は市販品だからいい匂いとは思えないけど、
なんだか褒められているようで...嬉しい
しゆん
そうま
そう言って優しく向けられた笑顔が、とても優しくて、キレイで
あぁ、好きかも______....
しゆん
そうま
そうま
しゆん
口に出てた!
でも、不意に好きだと思ってしまったけど、そ、そう言うんじゃないし...
恋なわけ、無いから...うん
男を好きとか、変だから!
あ、でもばうてるは違うのか
しゆん
なんなんだろう....この気持ち
そうま
しゆん
しゆん
そうま
これ以上一緒に居ると変になりそうだ
そうだばうちゃんなら分かるかもしれない
教室に戻ったら少し聞いてみよう
気配を消して背後に忍び寄る
しゆん
ばぁう
驚かせようと気配を消したのが正解だったのか、予想通りの面白い反応をしてくれる。
しゆん
ばぁう
しゆん
ばぁう
そうやっていつも通りの会話する
しゆん
ばぁう
さっき話そうとしていた事を話した
しゆん
ばぁう
ばぁう
しゆん
ばぁう
しゆん
目を点のようにして棒読みで言ってくるばうちゃん
何が言いたいんだろうか
俺が会長を好き?
そんなわけ無い
会長は俺の.....憧れの人であって、決して好きとかそう言う意味は.....うん、ない
無いはずだ
ばぁう
しゆん
ばぁう
ばぁう
しゆん
ばぁう
ばぁう
仮に話してたとしてもてるちゃんの話するのは確定なんだな...
でも、鈍感?
割りと敏感だと思うけどなぁ......
でも本当に鈍感なんだとすれば、俺は会長が好......
ばぁう
ばぁう
しゆん
だ、ち、違うっ
これはなんか恥ずかしいからでっ.....
な、何で恥ずかしいんだ..!
しゆん
ばぁう
しゆん
挨拶を交わして家を出る
結局気持ちの収集はつかないまま...
結局何か分からなくて、モヤモヤしたまま朝を迎えた
人間って、複雑だなぁ...
ガチャッ
ふと、隣の家の玄関が開く音がした。
この時間帯に隣の家から人が出てくるのは珍しい
しゆん
そうま