最近、ふっかの笑った顔を見ない。
個性的な声をあげて、笑うふっかの顔が。
どうしたの?
なんかあった?
この事に関しては、俺は頼りない?
ふっかを支えることは出来ない?
ふっかの悩みが俺の悩みだよ。
避けられるし、1人で泣いてるし、元気ないし。
俺、何すればいいの?
深澤
...何もしなくていいよ。
照
っあ、ふっか...。
「何もしなくていいよ」って?
なんだよ、やっぱ頼りないのか、俺って。
俺が関わっちゃいけないような事なのか?
深澤
照が考える事じゃないよ、
深澤
私事、ただの。
深澤
...もう、照には迷惑かけない。
照
っ、迷惑じゃない...!!
深澤
照は、もう独り身じゃないんだよ。
深澤
俺より大切にしなくちゃいけない人ができたでしょ。
照
俺はふっかも、
深澤
.....。
深澤
少なくとも、俺より大切にするべき人だよ...。
真っ赤な目から透明な雫が溢れ出した。
照
っ、ふっか...。
ソファーから立って、気が付けばふっかに手を回し抱きしめていた。
深澤
っやめ、ろ...っ、
照
ふっか、
深澤
やめてっ、離して...っ、!!
照
ふっか...!!!!
深澤
っ、
深澤
もうっ、俺に勘違いさせないで...っ、泣
照
勘違い、?
深澤
照がそうやって、俺に、俺なんかに優しくするからっ、
深澤
大切とか、言うからぁッ、!!
深澤
っ、調子、狂うんだよ...。
その悲しそうな顔は、俺がさせちゃったんだね。
赤く潤んだ目も、鼻詰まった声も。
ごめんな、ふっか。
深澤
...好きだよ、照。
深澤
俺、ずっと...照が好き。
照
っ、え...?
深澤
...だけどさ、やっぱ普通じゃないんだよ。
深澤
俺より照の方が、普通でさ
深澤
幸せになれる、きっと。
照
.....。
いつの間にか俺の体はふっかから離れていて
ふっかは涙を流しながら、冷静に話している。
深澤
これも、ただの迷惑だと思う。
深澤
...もうこれから迷惑なんてかけないから。
深澤
今だけ、ね。
迷惑、なんて言わないでよ。
深澤
...ありがとう、照。
深澤
じゃあ、俺、帰るわ。笑
照
っ、待って...。
深澤
また明日な、
待って、とか言って俺はふっかを引き寄せることもできないんだよね。
情けねぇな、俺。
ガチャッ






