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なにわ男子とお嬢様。【完結済】

第1話 - #01なにわ男子とお嬢様。

2022年02月28日

#なにわ男子

#ドラマ

#恋愛含む

#創作ストーリー

雫玖ｼｽﾞｸ@サブ垢

薔禡

どうも薔禡です！

藺紅夜秞良

どうも〜！！

藺紅夜秞良

…じゃなかった。

藺紅夜秞良

ご機嫌よう、皆さん。

藺紅夜秞良

この国を収めている藺紅夜家の殿下でございます。

藺紅夜秞良

藺紅夜秞良(いっくやゆら)と申します。以後お見知りおきを。

薔禡

…秞良よく頑張った。

藺紅夜秞良

…このキャラきついんですけど！！((ﾎﾞｿｯ

薔禡

しょうがない、そういうキャラなんだから。

薔禡

ということでね、また新しいストーリーを進めていきたいと思います！

薔禡

あと1つお伝えすることがあるんですけど、

薔禡

今回の物語からは序盤？のこの黒背景の会話や最後の会話は無くしたいと思ってます！

薔禡

みんな大体ないし、僕もなんか会話することあんま無いなと思ったので…

薔禡

まぁほんとに喋りたいことがあれはその時は黒背景での会話を使いたいなと思っています。

薔禡

この後、あらすじのようなものを書いて本編に行きたいと思います。

薔禡

ではどうぞ！

藺紅夜家。藺紅夜家とはこの国を収めている一家のことである。その一家に嬉しいニュースが。代々受け継がれてきた藺紅夜家の殿下、藺紅夜雅留(いっくやまさと)の息子、藺紅夜彪(いっくやたける)にお相手が。それが湊野秞良(みなとやゆら)(現藺紅夜秞良)である。

藺紅夜雅留

皆さん来てくださり有難うございます。

藺紅夜雅留

今回は私自身もこの事について凄く嬉しく思っております。

藺紅夜雅留

では、早速本人にお言葉を頂きたいと思います。

藺紅夜秞良

…皆さん、本日は私のお祝いのパーティーにご参加頂きありがとうございます。

藺紅夜秞良

私はまだ知識はあまりありませんが、藺紅夜という名を背負ったからには自分とそして…彪様と一緒に国を収めていくということを胸に過ごしていきたいなと思っております。

カシャカシャカシャカシャ

なぜ私がこうなっているか… 過去のお話をしたいと思います。

これは数日前の話。

湊野秞良

ふぁ…よく寝た…

湊野秞良

今日は早く起きたし、早めに学校行ってみようかな！

湊野秞良

〜♪(鼻歌)

諏訪薫海

おっはよ〜！秞良！

湊野秞良

あ、おはようくーちゃん！

この子は諏訪薫海(すわくるみ)。秞良の幼馴染だ。

諏訪薫海

今日さ、転校生来るらしいよ…

諏訪薫海

しかもちょーイケメンなの！

湊野秞良

へ〜…

諏訪薫海

え、秞良なんとも思わないの？

湊野秞良

まぁね…

諏訪薫海

そっか…秞良可愛い系の人が好きだもんね。

湊野秞良

そうそう！最近有名な俳優の瀬倮倖恃(せらこうじ)くんみたいな！

諏訪薫海

あ〜…あの人はあざとい男子！って感じだよね。

諏訪薫海

てかさ、その転校生、相当なお偉いさんらしくて

諏訪薫海

お相手探してるんだって！

諏訪薫海

はぁ〜…私選ばれないかな。

湊野秞良

いけると思うよ？くーちゃんめっちゃ可愛いし、性格もバッチリ、スタイルもちょーいい！

諏訪薫海

ほんと！？

諏訪薫海

秞良にそう言われたら自信ついてきた！

諏訪薫海

今日の格好大丈夫かな？

湊野秞良

うん、全然大丈夫！

諏訪薫海

よし！じゃ早く行こ！

諏訪薫海

さて…どんなお顔なのかな〜

湊野秞良

え、イケメンって言ってたじゃん

諏訪薫海

いや詳しくは知らないよ…！たまたま耳に入ってきた情報だし…

担任

はーい、みんな席ついて〜

担任

転校生の紹介するよ〜

担任

…じゃ、入ってきて

ガラガラガラ…

藺紅夜彪

皆さんご機嫌よう。

藺紅夜彪

藺紅夜家の時期陛下である、藺紅夜彪と申します。

藺紅夜彪

以後お見知りおきを。

ザワザワザワ…

担任

恐らくもうニュースにもなってたから知ってるだろうけど、

担任

藺紅夜さんはお相手を探してて、この学校に来てくださったんです。

担任

みんな失礼のないようにね。

生徒たち

はーい。

担任

じゃ、左の1番後ろの席、湊野さんの隣が藺紅夜の席です。

藺紅夜彪

分かりました。

諏訪の席にて。

諏訪薫海

ねぇ〜…秞良ずるいんだけど〜…。

湊野秞良

え、何が？

諏訪薫海

だってあんなイケメンが隣なんだよ…？！

諏訪薫海

ずるいに決まってんじゃん！！

湊野秞良

うーん…確かにイケメンだけど…私のタイプではないかな。

湊野秞良

それに、見た目はあんなでも性格めっちゃ酷かったらどうすんのよ。

諏訪薫海

いやいや！！

諏訪薫海

イケメンってだいたい性格良いから。

湊野秞良

そうかな…。

諏訪薫海

とりあえず私は彪くん狙う。

湊野秞良

…時期殿下様なんでしょ？その人に対してそんなこと言うのくーちゃんだけだよ…？

諏訪薫海

いやぁ…絶対みんな狙ってるよ？

湊野秞良

そ、そっか…

キーンコーンカーンコーン

藺紅夜彪

…湊野さん、

湊野秞良

…秞良でいいよ。

藺紅夜彪

じ、じゃあ秞良さん。

湊野秞良

さん付けじゃなくてもいいんだけど…で、何？

藺紅夜彪

まだ教科書を頂いてなくて…見せてもらってもいいかな？

湊野秞良

うん、全然大丈夫だよ。

藺紅夜彪

ありがとう。

そう時は進み…

放課後。

担任

ではさようなら〜

モブ女1

彪くん！一緒に帰りませんか？

モブ女2

ちょっと！なんで貴方なのよ！

モブ女3

いやいや、貴方こそ何言ってるのよ。

藺紅夜彪

あ、えっと…

諏訪薫海

秞良〜、一緒に帰ろ。

湊野秞良

あれ、くーちゃん彪くんと帰らなくていいの？

諏訪薫海

いや…あそこには流石に入ってけない。

湊野秞良

……。

諏訪薫海

彪くんの迷惑にもなるし…ってあれ。秞良どこいった…？

湊野秞良

あの。

諏訪薫海

ゆ、秞良！？

モブ女たち

何よ。

湊野秞良

彪くんが困ってるように見えてないんですか？

湊野秞良

それに、彪くんは大体の確率で執事さんとかがいるだろうし…絶対帰りは車だよ？

湊野秞良

…女子たちだけで仲良く帰るのはどう？

モブ女1

ふん、もういいわよ。

モブ女たちは去っていき。

諏訪薫海

…ゆ、秞良！

湊野秞良

ん？なに？

諏訪薫海

な、なにやってんの！

諏訪薫海

あんなことしたら絶対あいつらに喧嘩売られるよ？！

湊野秞良

いや…でも困ってたし。

藺紅夜彪

……決めた。

湊野・諏訪

え？

藺紅夜彪

秞良さん。少し一緒に来てくれるかい？

湊野秞良

え？

藺紅夜彪

もし1人が不安ならば、お隣のお友達と一緒でも大丈夫だよ。

湊野秞良

いや…一人で大丈夫。

諏訪薫海

分かった。じゃ、私先帰るね

湊野秞良

うん、ごめんな。またLINEしよ

諏訪薫海

はーい。

藺紅夜彪

では、行きましょうか。

執事

お帰りなさいませ、彪様。

藺紅夜彪

ただいま、執事。

執事

…お隣の方は何方ですか？

湊野秞良

あ、えっと…彪くんと同じクラスの湊野と言います。

執事

湊野様、こんにちわ。

執事

どのようなご要件で？

藺紅夜彪

いや、僕が連れてきたんだよ。

執事

さようでございましたか。とんだ失礼を…。

藺紅夜彪

大丈夫だよ。…さぁ、秞良さん、車に乗ってください。

湊野秞良

あ、あの…どこへ行かれるんです？

藺紅夜彪

僕の家さ。

藺紅夜彪

少しお話がしたくてね。

湊野秞良

ここでも出来ると思うんだけど…

藺紅夜彪

…少し大事なお話だからさ。

執事

湊野様、此方へ。

湊野秞良

え、あ、はい…

藺紅夜彪

さぁ、着きましたよ。

執事

湊野様、足元にお気をつけください。

湊野秞良

あ、ありがとうございます。

湊野秞良

…家でっか……((ﾎﾟﾂﾘ

藺紅夜彪

僕の自慢の家さ。

藺紅夜彪

玄関はこっちだよ。

執事

此方、お掛けになってお待ちください。

湊野秞良

分かりました…。

藺紅夜雅留

湊野君。よく来てくれたね。

藺紅夜彪

僕のお父様、天皇陛下様だよ。

湊野秞良

あ、えっと…こんにちは…。

藺紅夜雅留

まぁ、彪に急に連れてこられて困惑する気持ちは分かるよ。

藺紅夜雅留

先に事情を説明してくれたら良かったのだけどね…

執事

失礼しました。私奴が確認しなかったが故にこうなってしまいました。

藺紅夜雅留

いやいや、大丈夫だよ。執事さんのせいでは無い。

藺紅夜雅留

…では、本題に入るのだが……

藺紅夜雅留

湊野君。

湊野秞良

は、はい。

藺紅夜雅留

彪が相手を探していることはご存知かね？

湊野秞良

はい。ニュースにもなっていましたし、彪くんが紹介にあがった時にその事は耳にしましたので…

藺紅夜雅留

そうか。それを知っているならば話が早い。

湊野秞良

…？

藺紅夜雅留

湊野君には彪のお相手になって欲しいんだ。

湊野秞良

はあ……ってえ？

藺紅夜雅留

先程彪から話は聞いたよ。彪を守る勇敢な姿を見たと。

湊野秞良

あれは、その…当たり前の行動であって、それ程重要なものでは無いかと…

藺紅夜雅留

彪は少し内気な性格でね…だから彪を引っ張って行けるような強い女性を探していたんだ。

藺紅夜雅留

この要望、受け入れてくれるかい？

湊野秞良

…1日ほど考えるというのは駄目ですかね。

藺紅夜雅留

全然構わないよ。要望を頼んだのは此方側さ、断りを入れることは出来ないよ。

藺紅夜雅留

それに…これからの藺紅夜家がかかっているからね。

藺紅夜雅留

執事。

執事

はい陛下様。如何されましたか？

藺紅夜雅留

湊野君を家に帰してやれ。

執事

はい、かしこましました。

執事

お車の用意をしてきます。

湊野秞良

…彪くん、また明日ね。

藺紅夜彪

嗚呼。また明日に答えを聞くから、明日も一緒に帰ってくれるかい？

湊野秞良

うん、全然大丈夫だよ☺

藺紅夜彪

ふふっ…有難う。

執事

お車の用意が出来ました。湊野様、此方に。

湊野秞良

(彪へ手を振った後、雅留へお辞儀をしてこの場を去る。)

藺紅夜雅留

礼儀の良い子だね。

藺紅夜雅留

…凄く良い子を連れて来たね。

藺紅夜雅留

流石、家の時期陛下だね。

藺紅夜彪

有り難きお言葉です。

藺紅夜雅留

さて、執事が帰ってきてからご飯にしようか。

藺紅夜雅留

メイド。

メイド

はい陛下様、如何なされましたか？

藺紅夜雅留

執事が帰ってくるまでに、夕飯の支度を。

メイド

かしこましました。

湊野秞良

はぁ…どうしよ…

湊野秞良

あ、くーちゃんだ。

秞良

今さっき帰ってきたとこだよ〜☺️

くーちゃん

そっかそっか！

くーちゃん

で、呼ばれてたのって何の話？

秞良

それがさぁ…

秞良

彪くんのお相手を頼まれて…

くーちゃん

え？

くーちゃん

やったじゃん！

くーちゃん

引き受けたら？

秞良

いやでも…

秞良

ご機嫌ようとか言えないし

秞良

この国を収めている一家に加わるってことだよ？

秞良

荷が重すぎるよ…

くーちゃん

まぁね〜…

くーちゃん

でも、楽しそうだしいいんじゃない？

秞良

そう…？

くーちゃん

もしかしたらいいこと起こるかもよ？

秞良

ほんとにそうなるなら嬉しいんだけどね〜…

秞良

引き受けてみようかな…

くーちゃん

お！まじ？

くーちゃん

私応援するよ！

くーちゃん

相談事があればいくらでも言ってね！

秞良

うん、ありがとくーちゃん

湊野秞良

はぁ…なんか色々疲れた…

湊野秞良

もう寝よ…。

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