静かに、目を覚ます
やっと、朝になった
らっだぁ
そう、俺、福田らだ男は今日、 転校をする
転校する学校は蒼穹中学校。中高一貫校の学校だ
らっだぁ
そう言いながら俺は、学校の用意をして下に向かった
階段を降りた先にリビングが見え、口を開き挨拶をするが、返事は帰って来なかった
俺は其れを無視して、キッチンに向かい、冷蔵庫から適当に取り、テーブルに置いた
らっだぁ
口に食べ物を含む
味は、しない
らっだぁ
ふと、そんな事を思っていたら、LINEが来た
らっだぁ
らっだぁ
俺は手慣れた手つきで、LINEを返す。すると、皆から賛同のLINEが来た
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
食べ終わり、適当に学校の支度をする
靴を履き、後ろに振り返る
らっだぁ
そんな言葉に掛けてくれる声は無い
俺は虚しくなって、急ぐように学校へ向かった
学校にて
先生
らっだぁ
先生
らっだぁ
先生
らっだぁ
そして俺は、2年B組の先生と一緒にクラスに向かった
先生
先生
先生
生徒
生徒
先生
教室の外でも聞こえる、此のざわめき 俺は此れが嫌いだ
らっだぁ
先生
らっだぁ
らっだぁ
俺は自分自身に喝を入れると、教室に一歩、踏み入れた
らっだぁ
『宜しく』と、多方面から聞こえて来る。俺は其れに応えるように御辞儀をした
先生
生徒達
先生
らっだぁ
先生
さっきから先生は『鈴木』と連呼しているが、俺には『鈴木』が誰だか分からない。断じて分かるのは、レウの事で弄る鈴木しか・・・
レウクラウド
俺は驚いた。今、返事した男子が『鈴木』なんだろう。でも、其の声は俺が知っている、レウの声に似ていて・・・
顔には出ていないが、内心、驚いた
らっだぁ
先生
らっだぁ
俺はそう云われ、鈴木さんの隣に座る
らっだぁ
レウクラウド
らっだぁ
レウクラウド
レウクラウド
らっだぁ
先生
生徒達
昼休み
らっだぁ
らっだぁ
ガヤガヤと教室が煩くなる。此処の空気を吸うのが少し嫌で、俺は足早に教室を出た
らっだぁ
俺は溜息をつきながら、一人になれる場所を探した
レウクラウド視点
レウクラウド
レウクラウド
隣を見ると、居る筈の福田君が居なかった
レウクラウド
生徒
生徒
周りを見渡した所、静かに廊下を歩く福田君の姿が見えた。福田君は教室から左方向に向かっている
レウクラウド
レウクラウド
其の心配が、頭に出て来た
レウクラウド
声が少し、らっだぁに似た彼なら きっと大丈夫
俺はそう思いながら、弁当を出した
らっだぁ視点
空き教室にて
らっだぁ
らっだぁ
俺は静かに教室の隅へ、より隅へと隠れるように床へ座った
らっだぁ
静かに弁当を広げ、食べ始める
味は矢張り、しない
らっだぁ
そんな事を考えていると、空き教室の扉が開いた
???
入って来た人物は、筆箱とスケッチブックとパンを持っていた
らっだぁ
???
らっだぁ
ヤバいと思って、口を抑える バレたくない
???
らっだぁ
俺は落ち着いて、静かにしていた
其の間も、其の人物は絵を描いていた
らっだぁ
らっだぁ
絵を描いている人物の横顔が凄く真剣で、俺はコンちゃんの事を思い出した
らっだぁ
らっだぁ
そんな事を思っていると、チャイムが聞こえた。絵を描いていた人物を見ると、其処には居なかった
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
俺は急いで、空き教室から出た
???
???
???
今度、 聞けば良いし
らっだぁ
らっだぁ
数時間後 家にて
らっだぁ
学校では色々と聞かれるし、疲れた 明日も明日で有るし、ゆっくりしなければ
らっだぁ
俺はパソコンを立ち上げ、discordに向かった
discord内 とあるグループにて
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
コンタミ
緑色
らっだぁ
緑色
レウクラウド
近海の鯖
らっだぁ
緑色
らっだぁ
金豚きょー
コンタミ
レウクラウド
らっだぁ
緑色
金豚きょー
コンタミ
らっだぁ
レウクラウド
らっだぁ
コンタミ
レウクラウド
レウクラウド が画像を送りました
コンタミ が画像を送りました
送られた画像を見ると、レウさんの方は可愛い毛玉のミニチュア版、コンちゃんの方は珍しく、何処かの公園が綺麗に描かれていた
金豚きょー
緑色
コンタミ
近海の鯖
レウクラウド
らっだぁ
レウクラウド
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
レウクラウド
らっだぁ
レウクラウド
コンタミ
らっだぁ
金豚きょー
緑色
近海の鯖
らっだぁ
らっだぁ
レウクラウド
コンタミ
金豚きょー
緑色
コンタミ
レウクラウド
金豚きょー
緑色
コンタミ
レウクラウド
近海の鯖
らっだぁ
らっだぁ
レウコン『あー…(察し)』
らっだぁ
コンタミ
レウクラウド
らっだぁ
金豚きょー
緑色
コンタミ
レウクラウド
近海の鯖
らっだぁ
らっだぁ
其の後も、マイクラをしながら色んな話をした
そんな時間が楽しくて、 『此の時間、ずっと続け』 と言う柄にも無い事を思っていた
数時間後
もう、夜だ
皆は明日が有るからと言って、どんどんdiscordから抜けて行く
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
コンタミ
らっだぁ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
コンタミ
コンタミ
マイク越しで、コンちゃんが笑ったような気がした
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
コンタミ
らっだぁ
ティロン(discordから抜けた音)
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
一人、暗い部屋で一言、 そう呟いた
ふと、彼奴等が言っていた言葉を思い出す
『んな、自分で気付けや!!』
『絶対教エナイ』
『自分で気付いた方が良いね』
『そうだね』
『自分で気付きましょうか』
らっだぁ
らっだぁ
自分の胸に手を当て、考えてみる。だが、一向に『答え』が出て来ない
らっだぁ
らっだぁ
先ず、『答え』は何処に有るんだろう?
見当たらない答えが有るとしたら、其れは何処に有るんだろう?
らっだぁ
らっだぁ
俺は寝る為に電気を消し、布団に潜った
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!