俺
花凛
俺
花凛
無理矢理屋上ヘ。
勿論ただ星村花凛とお弁当を食べるなんて下心など一切無く、
ある人に頼まれたからだ。
俺
絵美里
俺
絵美里
花凛
絵美里
花凛
花凛
絵美里
花凛
俺
花凛
絵美里
仕方なく、一緒に弁当を食べることになった。
他愛のない話をして、昼休みは終わった。
結局、須和田は星村花凛と弁当を食べる目的は分からなかった。
放課後
屋上に呼び出された、と星村花凛からチャットがあった。
須和田からのようだが、なぜ俺は呼ばれなかったのかという疑問を残しつつ、
頑張れ、と返信してやった。
行かない気でいたが、気がついたら屋上にいた。
俺は物陰に隠れて、須和田と星村花凛の話を聞くことにした。
絵美里
いや、それはないだろう。
花凛
絵美里
絵美里
本人がいるとは知らずに……。
花凛
星村花凛は何故か黙り込んだ。
沈黙。
絵美里
絵美里
花凛
須和田は去っていった。
星村花凛は考えている。
思考している。
何故かそわそわしたり、アワアワしている。
結局、俺にチャットしてきた。
消えろ、と
消えろとは?
もしかして、須和田の応援するために、俺を須和田に誘導させようと、
わざと嫌われようとしてる?
馬鹿なのか?
面白そうだ、
星村花凛の応援しようとしている滅茶苦茶な不器用な心を、
踏みにじってやろう。
もしかしたら俺は、星村花凛よりサイコパスかもしれない。
俺
本当に星村花凛は可愛げがない……。
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