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第2話 「幸せの壊れ始め」
リサ
あ、貴方は、、、！！
そこにはかつての父がいた もう父とは呼べないが
父
おいおい「おかえり」も言えないのか？？
リサ
、、、、、、、、なんのご要ですか？
父
ああ、、、そういえば提案なんだが、、、
リサ
はい
父
俺 が こ こ に 住 ん で や る
リサ
、、、、、、は？
コウ
お姉ちゃん？？この人だれ？？
リサ
、、、、、、コウは下がってて、、、
コウ
で、でも、、、
リサ
お願い、、、コウも危ないかもしれないから、、、
コウ
う、うん
私はコウを説得させ部屋に戻した さて、 ここからどうしようか、、、 逃げる？ しかし追いつかれる 住むことを断ったら？？ 傷を付けられるかも 住むことを許可したら？？ 前以上に借金ができるかも 私は「もういやになってきた、、、」と思いながらも1番致命率が低い「住むことを許可する」を選んだ
リサ
、、、、、、分かりました
父
お、話が早い
リサ
その代わりにちゃんと働いてくれるんですよね？
父
は？
リサ
え？
父
なんで俺が働かなきゃなんねぇんだよ
その瞬間 私は何かが切れた
リサ
ふざけんなよ！クソジジイ！ならこっちも言うが なんで私がお前みたいなクソ野郎の為に働かなきゃなんねぇんだよ！
普通大人は働くだろ！？
お前はただパチンコしてるだけで母や私には八つ当たりして
「住ませてくれ」だと？？
人間として終わってるだろ！
普通大人は働くだろ！？
お前はただパチンコしてるだけで母や私には八つ当たりして
「住ませてくれ」だと？？
人間として終わってるだろ！
リサ
ﾌｩｰ、、、ﾌｩｰ、、、
父
、、、、、、、、、ﾁｯ
ﾄﾞｶｯ! ﾊﾞｷｯ！
リサ
ｸﾞｯ！ｶﾞ、、、！ｹﾞﾎ、、、ｵ､ｵｪｪ、、、
視界が真っ白だ どうやら私はこのクソ男に腹部を殴られたみたいだ
父
お前なんか勘違いしてるみたいだな
リサ
ｵ "ｵ"ﾄ"ｯ"、ｻ"
声にならない言葉が自動的に出てしまう 痙攣も止まらない
父
悪いがなぁ、、、
お前なんか勘違いしてるみたいだぜ？
母が死んだのは俺のせいじゃない
昔蹴られたくらいでそんなムキになんなよ
俺の為に働かないとお前の弟にも影響するからな
お前なんか勘違いしてるみたいだぜ？
母が死んだのは俺のせいじゃない
昔蹴られたくらいでそんなムキになんなよ
俺の為に働かないとお前の弟にも影響するからな
リサ
ｸﾞ、、、ｳ"、、、
ﾄﾞｶｯ!
リサ
ｳ"ｯ!
父
おいテメェ 返事は？
リサ
は、、、はい、、、
父
じゃあ俺は2日後にまた来るから
それまでにちゃんと働いとけよ
それまでにちゃんと働いとけよ
リサ
ﾊ、、、ﾊｨｨ
くそ、、、くそ、、、！
私は無力な自分を恨みながら家に戻った
コウ
お姉ちゃんおかえり、、、
コウ
え！？！？
リサ
ん、、、？
コウ
お姉ちゃん顔中アザだらけだよ！！あの男にやられたの？？
リサ
う、うん、、、
コウ
警察呼ぼうよ！！
リサ
だ、、、だめ！！
コウ
ﾋﾞｸｯ
リサ
警察呼ぶ時にバレたら何されるか分からないし、、、
殴られたのは事実だけど証拠がないからまたあの男が来るかも、、、
殴られたのは事実だけど証拠がないからまたあの男が来るかも、、、
コウ
そ、そんな、、、
リサ
ごめんね、、、泣
お姉ちゃんなんにもできなくて、、、泣
お姉ちゃんなんにもできなくて、、、泣
コウ
うっ、、、泣
謝らないでよ、、、泣
謝らないでよ、、、泣
私は決意した あのクソ男から絶対コウを守ってみせると
次回 「カウントダウン」
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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