6月
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
次の日
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
警察官
警察官
スマイル
スマイル
警察官
警察官
スマイル
1人?
警察官
警察官
1人って何
警察官
スマイル
警察官
スマイル
きんときは?
この人には見えないのか?
警察官
スマイル
スマイル
警察官
でも、じゃあ、今まで俺は誰と……
何と話してたんだ?
一目惚れだった
少し癖のある髪の毛に、整った顔
喋ってみたらもっと好きになった
少し暖かくなってきた5月の中旬
俺は初めて、夜に外を歩いたんだ
コンビニ
海、川、河川敷
家の近所の公園
全部新鮮で楽しかった
今まで1度も 足を運んだことがなかったから。
その時、ふと目に入ったのが スマイルだった
ぼーっとしている仕草でも 目が見えないことはすぐわかった
だから、綺麗な顔だなと思って イタズラ心で話しかけたんだ
「ねぇ、何してるの」って
まさか俺の声が聞こえるとは思わなくて まさか反応してくれるなんて思わなくて。
それから次の日も会いたくなった
ある程度仲良くなる前に 辞めようと思っていたのに この関係が終わってしまうのが 惜しくなった
だからこそ、離れなきゃいけなかった
彼を騙し続けるのは無理だから。
俺の存在は本来、 あってはならないものだから。
でも今日、 スマイルは「1人で何してるの」って 言われて気づいたかな
俺という存在に 「実体がない」ってことに
普通の人には視えないんだよ
視えないのに、君には見えてしまったから
…あれからスマイルは来なくなった
それが普通だよ
でも───
俺に気づいてくれたから、 ここで終わるのは悔しいんだ
きんとき
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