主
主
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主
主
いれいすBL 「一緒に居たかった」
通報禁止❌ 地雷さんはUターン×2しよう(?) nmmn注意 本人様には一切関係ありません
こんにちは。 俺の名前はIfまろ。 いれいす、基irregular Diceという歌い手グループに所属している。
近いうちに大きなライブがある。 ずっと夢だった、武道館ライブ。
ここまで走ってこれたのは、いれいすメンバーや、リスナー達、家族、友達…色んな人の支えがあったから。
感謝してもしきれない。
明日も皆で練習がある。
歌う練習と、振り付けの確認、練習。
休む暇なんてない。
今日も早く寝よう…。
If_まろ
そんな小さい俺の声は、光の消えた暗い部屋に消えていった。
午前6時 ふと、目が覚めた。
何かの違和感。
If_まろ
風邪…。
If_まろ
…本当に休んでる暇はない。 無理にでも…。
If_まろ
重い体を起こし、少しフラフラしなからも洗面台に向かい、顔を洗う。
その時見た自分の顔は、真っ青だった。
ご飯を食べたり、水分を飲めばきっと大丈夫。 そう思って、キッチンへ向かった。
If_まろ
食欲がない。 何も飲みたくなかった。
それでも、これからの為に、無理にでも口の中へ放り込んだ。
気持ちが悪い。 吐きたい。
でも、我慢だ。
それから俺は部屋へ戻り、準備をした。
着替えと、持っていくものをカバンに詰めた。
If_まろ
俺の声はどこか、か細く聞こえた。
いつも通っている道。
何も変哲はない。
ただ違う事と言えば、周りか歪んでいる。
いい背景なかったんでこれでお許しを いやこの背景なに?(((
皆が集まる場所に着いた。
初_兎
りう_ら
-hoto_ke-
な_いこ
悠_佑
If_まろ
皆から「おはよう」なんて言葉は聞こえなかった。
その代わり「大丈夫?」なんて言葉ばかり聞こえた。
だから、「大丈夫…」なんて小さい声で返事をした。
りう_ら
な_いこ
If_まろ
If_まろ
-hoto_ke-
If_まろ
初_兎
悠_佑
If_まろ
悠_佑
りう_ら
アニキに言われた事は間違いなんてなかった。 確かに、俺が1番分かってる。
If_まろ
耐えられなくなった俺は、部屋を飛び出した。
初_兎
勢いで帰ってきてしまった。
If_まろ
謝りに行った方が…でも…行ったら、邪魔になるよな…。
…っ
If_まろ
If_まろ
吐血。
If_まろ
息が苦しい。
If_まろ
上手く…息が…出来な…
If_まろ
………………
If_まろ
記憶がない。
なんで俺…部屋に居るんや、?
If_まろ
自分の手を見ると、血が広がっていた。
俺がいた周りにも血が。
っ…思い出せない…。
If_まろ
俺、どうしたんやろ…。
If_まろ
外はもう暗かった。
どんだけ寝てたんだ。
とりあえず…明日病院へ行く。
If_まろ
If_まろ
If_まろ
頭痛。 鋭痛み。 鈍器で殴られたような。 体が起こせない。 吐き気と咳。
If_まろ
If_まろ
If_まろ
りう_ら
初_兎
If_まろ
な_いこ
If_まろ
-hoto_ke-
悠_佑
な_いこ
-hoto_ke-
りう_ら
初_兎
If_まろ
意識が遠のいていく。
あ…れ…
初_兎
初_兎
初_兎
しょにだ…?
声が出ない…。
初_兎
どこか、しょにだの声が泣いているように震えているように聞こえた。
いや、泣いているのかもしれない。
でも、なんでやろ…。
りう_ら
-hoto_ke-
な_いこ
悠_佑
初_兎
なんで…なんでそんな泣きそうな声で俺を呼ぶんや…。
If_まろ
振り絞った声。
りう_ら
悠_佑
状況が理解出来なかった。
あぁ…なんか、疲れた…。
おやすみ。
初_兎
な_いこ
結論。俺は武道館ライブにほとんど出られなかった。
病気のせいで。
If_まろ
医者
医者
医者
医者
医者
医者
何も…聞こえなかった。
いや、聞きたくなかった。
医者
If_まろ
武道館ライブ。
1ヶ月後。
If_まろ
涙が溢れてくる。
最初で最後の武道館ライブ。
俺以外皆のソロ曲が終わった。
最後が俺。
大丈夫。俺なら出来る。
皆には、寿命の事は伝えていない。
でも、俺のソロの時、観客席に行ってくれって伝えた。
言いたい事があった。
最後に、伝えたかった。
俺は静かに青いライトアップの下に立つ。
観客席は、何となくざわついている。
最後の力を振り絞り、俺の、Ifまろのソロ曲を歌う。
声に力はない。
終わった…。
終わってしまった…。
終わらないでほしかった…。
ずっと歌っていたら、ずっと居られるんじゃないかって。
そんな気がして。
…最後に、伝えなくちゃ。
If_まろ
全員の視線が俺に刺さる。
If_まろ
観客席からは、「え?どういう事…?」「今までありがとうございました…って…何…」など、不安の声が聞こえてきた。
If_まろ
If_まろ
If_まろ
りう_ら
If_まろ
りう_ら
If_まろ
-hoto_ke-
If_まろ
-hoto_ke-
If_まろ
初_兎
If_まろ
初_兎
If_まろ
な_いこ
If_まろ
な_いこ
If_まろ
悠_佑
If_まろ
悠_佑
言い終わった…。
この時間が…短く感じた。
If_まろ
フラフラする…。
If_まろ
バタッ…
俺の目に見えるのは、皆じゃなく、冷たい床。
耳に聞こえるのは、悲鳴と、りうら達の俺の名前を呼ぶ声。
静かにしてくれ…。
If_まろ
「うるさい」 って言おうと思った。
出てきた言葉は、「ごめん」
りう_ら
-hoto_ke-
初_兎
な_いこ
悠_佑
If_まろ
りう_ら
If_まろ
悠_佑
If_まろ
初_兎
If_まろ
-hoto_ke-
If_まろ
な_いこ
初_兎
りう_ら
-hoto_ke-
悠_佑
最後のIfまろの顔は、未練なく見える程の、笑顔だった。
?
葵
?
葵
?
葵
?
葵
If_まろ
?
If_まろ
?
If_まろ
な_いこ
If_まろ
-hoto_ke-
な_いこ
If_まろ
-hoto_ke-
If_まろ
If_まろ
If_まろ
な_いこ
If_まろ
な_いこ
-hoto_ke-
If_まろ
もう1回。最初から。
今度こそ、最後まで。
死ネタは脳死で書くものじゃありません。
コメント
3件
見るの遅れましたごめんなさい((土下座 そして涙出ました神です。 これ脳死で書いたのなら脳生きてるときどうなっちゃうんですか((は? 神です。はい。最高でした。
えっ…すご… 寿命が1ヶ月でも、武道館を諦めずに活動を続けて最後、武道館でみんなに言葉?メッセージ?を送って幸せそうに息を引き取った青くん…なんて感動する物語…