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貴方と共に生きた数ヶ月は、私が今までに生きた時間より、長く感じました。
拝啓 佐山 幸人様
私が貴方と初めて会ったのは寒い雪の日でしたね。
真幸
はぁ....はぁ...
真幸
(く、苦しい...)
真幸
(病気の発作だ...どうしよう)
幸人
あ、あの。大丈夫ですか？
真幸
えっ.....
真幸
あ、大丈夫です。
幸人
大丈夫そうじゃ無いですよ
幸人
病院行きましょ
真幸
はい......
真幸
じゃあ『柳総合病院』まで一緒に行ってもらっても良いですか？
幸人
分かりました！
幸人
捕まって下さい
真幸
はい......
病院
主治医
イヤー。
真幸ちゃん。助けてくれた人が居てホントによかった
真幸ちゃん。助けてくれた人が居てホントによかった
主治医
やっぱりまだ外出許可出さない方が良かったね
真幸
ご迷惑かけて申し訳ないです
主治医
大丈夫大丈夫
主治医
助かったなら良いんだよ
真幸
ありがとうございます
幸人
あ、あの。大丈夫でしたか？
真幸
あ、先程はありがとうございました。
真幸
助けて頂き....
幸人
助かったのなら良かった
あの時幸人が助けてくれなければ、私は助かってなかったかもしれません。
幸人
じゃ、じゃあね
真幸
ありがとうございました
真幸
では
あの後急変して、あんまり顔を合わせられなかったけど、たまにお見舞いに来てくれたのは嬉しかったな
幸人
あ、あのどうしたんですか？
主治医
あぁ君は
主治医
今あの子が急変して、意識不明の重体なんだよ
幸人
え......
主治医
こんな事言っちゃわからないけど、あの子の病気治らない病気なんだ
主治医
だから、仲良くしてやって。
主治医
ただでさえ身内も少ないから
幸人
あ、わかりました
あの時以来もっとお見舞い来てくれるようになったよね。あの時は嬉しかったなぁー
幸人
真幸......
幸人
なんで
幸人
そんな.......
続く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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