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数日後の朝……いつもなら起きている時間帯にスコットランドが起きていない事に不審を持ったイングランドは、彼の部屋に行った……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

スコットランド?

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

大丈夫ですか?

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

んん……あれ?俺……気絶してたのか?

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

?!……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

スコットランド?

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

来るな!

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

?!……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

来たら……ハァ……お前の事……ハァ……殺すかもしれん!……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

……まさか、あの時あの人が言ってた……

状況を理解したイングランドは、彼の言ってる事を無視し、そのまま彼の部屋に入った……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

な、なんで……入って……ッッ!……ハァ……ハァ……

その時のスコットランドの様子は、暴走寸前の化け物と同等だった。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

なぜって……そりゃ……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

それだけ苦しん出るのに、そのまま放って置いたら、後々が面倒になるからに決まってるじゃないですか

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

はは……俺を助けるって……言う理由じゃねのかよ……ハァ……ハァ……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ん?もちろん、その理由もありますが?

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

そうかよ……ウグッ!……ハァ……ハァッ!

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ちょっと待っててください……

そういうと、手袋を外し、懐から小さいナイフを出して自分の手のひらをそのナイフで深く切った。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

はい、これで我慢してください。

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

ア……ンンッ……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

っ!……スコットランド、少し痛いです……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

んぁ……それぐらい我慢しろ…アム……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ッ……全く……///……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ハァ///……ッ///……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

…………ゴクッ///

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ス、スコット……ランド……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

も、もう……///やめ……///

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

んん……んぁ///……はぁ///……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

はぁ……///はぁ……///

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

うわっ……傷が広がった……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

なぁ、イングランド

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

あいつの事どうするんだ?

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

俺は俺で……多分あいつの血を飲んでお互い吸いあってどっちかが貧血になってしまうぞ?

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

そうですね……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

私のは貴方にあげます。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

あとはあの子は……誰にするかですね……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

……一応あいつらに言うか?

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

そうですね。

イングランドは、まだ眠っているウェールズと北アイルランドを起こし、リビングへと呼び出した……

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

んん……もうなんだよ、朝っぱらから……

🇯🇪

それに、研究とかはある程度済ませたはずでしょ?

🇯🇪

もう……昨日二人で深夜まで分からない所調べてたから……眠くって眠くって……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

二人を呼び出ししたのは……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

スコットランドもなってしまったという事態になっているという事です

🇯🇪

え?

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

それは……本当……なのか?

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ええ

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

今は朝なので眠ってるんですが……

🇯🇪

それで…スコットランドの方は誰がやるの?

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

それは私が担当しますので、ご安心を

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

んで……問題は、イギリスだな

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

しかも、彼……まだ自身を抑制すると言う点に関しては……

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

そうなんだよな……

🇯🇪

それに関しては、二人で決めとくよ。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ありがとうございます。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

では、私はスコットランドの様子を見てきます。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

イギリスの事は頼みましたよ?

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

ああ。

🇯🇪

はい!

だけど、初めでは無いのに流石の2人にも不安と言う物があるみたいだった……

🇯🇪

…………

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

……どうしたんだ?

🇯🇪

いや……僕達、これで二回目だよね?

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

まあ……そうだな……

🇯🇪

でもさ……やっぱ慣れないよね……こういうの……

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

そうだな……俺も実際まだ慣れてない。

🇯🇪

慣れてない同士、頑張ろっか。

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

ああ。

🇯🇪

よし……開けるよ?

北アイルランドが鍵を解除して、重い扉を押し開けた瞬間、地下室とは思えない部屋が相変わらず広がっていた。

🇯🇪

ここに来るのは二回目だけど……

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

流石に……地下にこんな部屋があるってのが……異様だよな

🇯🇪

そうだね……

🇯🇪

イギリス〜?起きてる?

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

……もしかしたらまだ寝てるんじゃないか?

🇯🇪

うーん……まあ、一応確認しよ?

北アイルランドが、イギリスが眠ってるであろう棺桶を見ると、イギリスは何かに魘されながら怯えていた

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

どうした?……イギリス……?

🇯🇪

魘されてるみたい……

🇬🇧

?!……はぁ……はぁ……

🇯🇪

うわっ!

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

?!……びっくりした……

🇬🇧

あ……すみません。

🇯🇪

び、びっくりしたぁ……

🇬🇧

ん?……お父様とスコットランドさんは?

🇯🇪

ああ……ちょっとした事情でまた出かけるって。

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

でも、どうしたんだ?……あんなに怯えて……

🇬🇧

……いえ、何でもないです

🇬🇧

…………

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

おい、どうするんだ?(小声)

🇯🇪

一応、僕の血をあげるよ。

🇯🇪

この前はウェールズがやってくれたでしょ?だから(小声)

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

そうか、分かった。

🇯🇪

イギリス、落ち着けるかは分からないけど、僕の血……飲む?

🇬🇧

はい……

🇯🇪

よし、ちょっと待ってね……

🇯🇪

……はい、いいよ

🇬🇧

……アム///……ンン///

🇯🇪

っ///……首筋噛まれるのって……結構痛いんだ……///

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

よし……その調子だ、そのまま落ち着け……

🇬🇧

(優しい……味がする……こんなの……初めて……)

🇯🇪

ハァ///……随分、僕の血が気に入ってるみたいだね……///

🇯🇪

でも……そろそろ限界かも……///

🇬🇧

……んぁ///……北アイルランドさん、ありがとうございます///

🇯🇪

ううん、大丈夫だよ///……

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

大丈夫か?

🇯🇪

うん、でもちょっと肩貸してくれる?

🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

ああ……

🇯🇪

また後でね、イギリス

その時のイギリスは、少し顔が赤かったが、赤い瞳が不思議と宝石のように輝いていた……

一方その頃のスコットランドとイングランドは……

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

ンン///……ンン///

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

ッ///……何故、首筋なんです?

🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿

ンン///……んなもん、我慢しろ……アム///

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

アッ///……

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

これじゃぁ、スーツの血が///……

数日後の話になるが、それからのスコットランドはと言うと、元に戻った。そこから、それぞれ交代で血を与えるという事になったらしい……

続く……

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推しが…最高すぎるrrrrrrrrrr

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