カナタ
俺は誰もいない廊下に 立ち尽くしていた
頭は真っ白で そこに何か書いてあるだろう 掲示板すら視界に入らなかった
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
もう本当にタイミングが悪すぎる
俺は何も知らない委員長に対してばつが悪くて逃げた
ヒカル
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
カナタ
委員長っ
ヒカル
カナタ
カナタ
帰るからっ!
ヒカル
まって!
ヒカル
カナタ
名前を呼ばれた貴重な瞬間 少し走る速度を落としたけど
今の俺の心は複雑すぎて 彼と話せる気がしなくて 一気に学校から出た
ヒカル
ヒカル
ヒカル
ヒカル
メッセージしてみようかな……
カナタ
はあっ
カナタ
委員長…
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
カナタ
ピロン
ヒカル
あのっ
ヒカル
大丈夫…?
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
そう言うことなら
ヒカル
話しかけないようにしたほうが
いいのかな?
カナタ
ヒカル
ぼくってこんな地味だし
ヒカル
カナタ
ヒカル
風紀委員も自分で立候補して
ヒカル
カナタ
カナタ
ちょっと考えごとしてて…
カナタ
カナタ
カナタ
ヒカル
ごめんね
ヒカル
ぼく楽しくてさ
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
話しやすいって言うか
ヒカル
ヒカル
カナタ
ヒカル
興味がないのかな…
ヒカル
広坂くんと委員やったら
ヒカル
みんなと違ったんだよ
ヒカル
話しやすくて
ヒカル
家族以外居なかった
というか
カナタ
ヒカル
カナタ
友達と遊んだりとか
カナタ
ヒカル
少なからず遊んでたけど
ヒカル
カナタ
カナタ
避けたつもりじゃないから
ヒカル
いいよ
ヒカル
カナタ
カナタ
あるかも知れないけど
カナタ
ヒカル
カナタ
アハハ
ヒカル
わかった
ありがとう
カナタ
ヒカル
なんか凄く プライベートな話を聞いてしまった
でも話すきっかけ… 出来た気がする
カナタ
ピロン
カナタ
ヒカル
カナタ
今度一緒に遊ぼう!
ヒカル
カナタ
それとも休みの日とか忙しい?
ヒカル
受験もあるし
ヒカル
カナタ
一回遊ぼう!
ヒカル
つまんないかもしれないよ?
カナタ
自信ないけど(笑)
ヒカル
じゃあ広坂くん勉強するなら
僕教えられるとこあれば教えるよ
カナタ
カナタ
ヒカル
一緒に勉強じゃないの?
カナタ
の!
ヒカル
カナタ
俺のこと名前で呼んで
カナタ
ヒカル
うん
ヒカル
カナタ
カナタ
ヒカル
ヒカル
カナタ
ヒカル
ヒカル
ヒカル
カナタ
まじ!?
いいの!?
ヒカル
むしろおねがい!
カナタ
カナタ
ヒカル
広坂くん
カナタ…くんは…
名前の通り遙か遠い存在なのかと思ったけど
寧ろ遠くからぼくの近くに来て 寄り添ってくれる
忘れていた… 人と接することの温かさや嬉しさを与えてくれる
ヒカル
ヒカル
誰かと
ヒカル
いいのかな
つまらない奴だといわれ 人に何となく話しかけづらくて
他人の顔色しか伺ってなかった けど…
そんなぼくに一筋の光を与えてくれた
ヒカル
になってくれるかな…
ヒカル
正直つらいし…






