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次男だから

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すたーてぃん

スクールバッグを片手に持って着いた先は学校という名の地獄.

いつも通り頭から水を被り、机に書かれた落書きを消す.......

でも今日は彼らの方が1枚上だったみたい.

机の落書きは油性ペンと思われるもので落書きされてあり消すことは出来なかった.

それも書かれている内容はバカとかアホとかそういう可愛らしいことではなく、

死ね、くたばれ、社会のゴミ、存在価値無 なんて言葉.

本当に人間のやることなのか、なんて思いながら

俺は今日も彼らの手のひらで踊り狂うことしか出来なかった.

時々考えることがある.

もしも、兄弟たちが優しかったなら

今、この状況を助けて貰えたのだろうか.

もしも、俺が次男ではなければ

みんなから愛という名の幸せを貰えていたのだろうか.

もしも、俺が''生まれて来なければ''

みんなは幸せに過ごせて、俺はこんな苦しい人生を送らなくて済んだのだろうか.

~

知らぬ間に家の前まで着いていて、今までのことが一切記憶に残っていなかった.

少し、不気味だな、なんて気持ちを持ちながらも俺は家の扉を開けた.

眠すぎ、あと短すぎぴえん

この作品はいかがでしたか?

834

コメント

5

ユーザー

短くこんなに内容をかけんのがすげ

ユーザー

初コメ失礼しますm(_ _)m続き楽しみです!

ユーザー

この連載まじで大好き💞

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