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花咲加蓮
天宮音葉
また前みたいに戻るだけ
簡単でしょ…?
花咲加蓮
そう…彼女が言ってるのに気づきながらも私は無視をした
加蓮ちゃんは私が冷たい態度をとっても
話しかけてくる…でも──
諦めたのかもう話しかけてこなくなった
天宮音葉
教室で独りごちる
それに緑谷さんも私が無視しても心配のメールしてくれる
でも2週間くらいして連絡は来なくなった
そしてある日
先生
クラス
天宮音葉
先生
天宮音葉
先生
先生はくすくす笑い『無理しちゃダメよ』と頭を撫で去っていった
私は結局進路志望の紙には『雄英』を書いた
天宮音葉
天宮音葉
先生
天宮音葉
私はプリントを差し出した
先生
先生は進路の紙をまじまじと見ている
先生
天宮音葉
天宮音葉
先生
天宮音葉
先生
天宮音葉
そして私は学校を後にした
私は学校帰りにまたあの公園に来た
天宮音葉
私は前のように頭を抱えていた
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
またいつものように早口で説明をした。
天宮音葉
緑谷出久
彼はそう言ってニコッと笑った
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
私は緑谷さんに酷い事をしたのにそれでも心配して,優しくしてくれる
罪悪感でいっぱいになり黙り込んだ
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
カァ~と顔を真っ赤にし,目を見開いていた
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
緑谷さんはキョトンとしていた
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
次は私がキョトンとしていた
それでも──
天宮音葉
天宮音葉
私は一方的に話を終わらせ立ち上がり歩き出す
緑谷出久
天宮音葉
気にせずスタスタ歩いた
緑谷出久
天宮音葉
緑谷さんは私の腕を掴んだ
緑谷出久
天宮音葉
私はぶつヾ言う彼を見て無言のまま首を傾げた
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
緑谷さんは凄く戸惑った顔をしていた
天宮音葉
緑谷出久
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
いきなりの大声だったからびっくりした
緑谷出久
天宮音葉
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
緑谷出久
彼は少し頬を赤く染め俯きながら言った
天宮音葉
緑谷出久
天宮音葉
私はそう呟いた
天宮音葉
花咲加蓮
花咲加蓮
加蓮ちゃんは最初はびっくりしてたけどすぐ返してくれた
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
その言葉が嬉しくて私は微笑んだ
加蓮ちゃんが心の中で『可愛い』と叫んでいることを知らず
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
驚くことなのかな?と首を傾げた
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
私はシュンとして俯いた
花咲加蓮
花咲加蓮
花咲加蓮
花咲加蓮
加蓮ちゃんは幾つもの例を挙げた
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
花咲加蓮
自分でも気づかなかったけど私の顔は赤くなっていた
花咲加蓮
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
花咲加蓮
天宮音葉
天宮音葉
好 き な ん だ