ぷり
ぷり
ぷり
ぷり
ぷり
キキーッ
ぷり
ぷり
ぁ…
病院だ…
俺…、死ねなかったんだ
トラックに轢かれたのに
っ…、このまま死ねればよかったのに
くそっ…、
ぷり
ぷり
でも…
俺でも、生きる理由がある
俺はいつも…ベランダに立って夕陽を見る
「ここから落ちたら…死ねるかな」
でも、いつも目の前の道を通る 金髪の男の子
事故に遭ってから…俺は全身包帯で巻かれてる
目は見える
普通なら…こんなに怖い怪物みたいな見た目
怖がると思う
でも、あの子は違う〜…
いつも、にこにこして手を振ってくれる
ぷり
ぷり
でも…最近はあの子が来なくなった
いくら待っても来ない
道を通ることも無くなった
もしかしたら、俺が寝てる時に行ってるのかも
俺を担当している先生から聞いた
あの子は…もともと
病弱でたまにしか学校に行けないらしい
その学校の帰り道で俺を見つけたんだって
俺に手を振るために、無理して学校に行ってたらしい
しかも病院は一緒…
先週…癌で亡くなった
ぷり
学校に行かずに、本当は病院に通院しないといけなかったらしい
あの子も…俺が生きる希望だったって
そんなの…、っ
ぷり
ぷり
ぷり
ガッシャンッ
ぷり
ぷり
ぷり
先生
先生
先生
ぷり
ぷり
先生
もう俺は…生きる意味がなくなったよ
生きる希望
それに…俺の初恋相手
大好き
…
天国に行ったら会えるかな…、w
だったらいいな…ッ
ありがとう
あっきぃさん
コメント
11件
んえ?? 感動か?ほらーかわからん
⋯⋯⋯
やば、この話好きすぎる、、、