TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

翔太はもういない。

わかれた時とは違う喪失感に襲われる。

もう二度と………会えることのない。 もう二度と……。

美空

ひっ……くっ………しょう、た………

嗚咽が、涙が止まらない。

大好きだった。

大好きだった。

別れても、忘れようとしても、ずっと、ずっと、大好きだった……。

美空

しょった……なんでっ……なんで……

溢れる涙を拭いながら、顔をあげると、投げ出した荷物の中にある一冊の本が目には入った。

美空

あ……

それは、翔太のお母さんから渡された日記帳だった。

渡された意図はわからない。けれど、これが今私の手元にある唯一の形見だった。

美空

こんなのつけてたなんて聞いたことなかったな

一ページ目を開いてみる。

そこには私の知っている翔太からの想像のつかない、几帳面な文字が書き綴られていた。

渡辺 翔太 14歳

好きな食べ物 ラーメン

嫌いな食べ物 ピーマン

好きなこと 友達と遊ぶこと 日記を書くこと

嫌いなこと 病院に行くこと

明日から三年生(中学)。今年もみんなと楽しく過ごしたい。

美空

翔太………

私が出会う前の翔太がいた。

アベベ

最後まで見てくれてありがとうございます。

アベベ

遅くなってごめんなさい。

アベベ

フォローと、♥️お願いします。フォローしたらフォロバします。

アベベ

続きは次回
バイバイ👋

♥️→100

この世界で君と二度目の恋をする

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

771

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚