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仕事が全部終わった夜。
照明の落ちたリビングで、 橙はソファに転がっていた。
橙
桃
隣には、桃。
スマホも置いて、 何もしてない時間。
橙
橙が天井を見たまま言う。
橙
桃
橙
それだけで、 桃の腕が自然に伸びてくる。
ぎゅ、っと。
橙
桃
橙
橙は一瞬黙ってから、 桃の服をつまんだ。
橙
小さい声。
桃の心臓が、うるさく鳴る。
桃
桃
橙は微笑む。
橙
橙
橙
橙
橙
橙
桃は、何も言わずに 橙の頭を胸に引き寄せた。
撫でる。
何度も。
桃
桃が、静かに言う。
桃
桃
桃
橙が顔を上げる。
橙
桃
桃
桃
桃
橙は、少し照れたように笑った。
橙
橙
桃
しばらく、沈黙。
でも、気まづくない。
橙
桃
橙
桃は、迷わなかった。
桃
桃
橙が吹き出す。
橙
桃
桃
橙は、観念したように目を閉じた。
橙
橙
橙
ぎゅっと、 今度は橙の方から抱きしめる。
桃
桃が優しい声で言う。
橙
外がどう言おうと、 誰が何を測ろうと、
ここだけは何も変わらない。
不安も
嫉妬も
依存も
全部通り越した先で
二人はちゃんと幸せだった。
甘くて、
過保護で、
少しうるさいくらいの愛に包まれて。
ありがとうございました。