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桃水!!R無し!! 他に話すことはありません!! いってらっしゃい!

ほとけ

学校は憂鬱だ。

どうして僕がいじめられなきゃいけないんだろう?

おかしい。

僕はこんなに優しくて可愛くて …もっとみんなの人気者になるはずだったのに。

仲の良かったいふくんは 僕を見るなり喧嘩を売ってきて

後輩のりうちゃんは すれ違う度に軽蔑の目を向けてきて

先輩のあにきは 僕らと絡まなくなってからグレて

唯一の希望だった初兎ちゃんは 僕の前にいじめの標的になって学校に来なくなった。

ほとけ

…僕は悪くないのに。

ほとけ

…悪いのは、アイツらなのに……

今日も授業をサボって 誰も知らない倉庫で愚痴を零す。

ほとけ

…今日も来るのかな、委員長。

最近、僕のことを観察するような素振りを 見せることが多い委員長。

…僕がそんなに変人に見えるか?

話かけて来ては 「君の名前は?」「好きな物は?」「友達は?」 なんて

今日までに何十回としてきた。

そろそろ彼に聞かなければならない。

1日後には忘れてしまう理由を。

ほとけ

……

ないこ

ぁ…

ほとけ

…委員長、こんにちは。

ほとけ

噂聞いてるんじゃないですか、
この学校の生徒にレイプした犯人は僕だって。

ほとけ

全くの嘘なのに物好きですよね、皆。

ほとけ

僕の言い分も聞かない癖に決めつけて…

ほとけ

皆は僕を貶してお金を巻き上げて
僕だから何でもしていいとか
勘違いしてるんじゃないですか、あの教室の猿共は。

ほとけ

ほんと、意味わかんないです。
僕の事嫌いなら話しかけて来なきゃいいのに。

ないこ

……

ないこ

犯人、知ってるよ。

ほとけ

…は?

ないこ

…お金、くれたら教えてあげる。

ないこ

もちろん悪用はしないよ。

ほとけ

…1000円しか、お財布にないけど。

ないこ

充分だよ、ありがとう。

僕が話終わると同時に 嘘のようなことを言い出す委員長。

疑いつつも委員長に1000円を手渡し、 情報を握ることにした。

ないこ

賽乃目高校レイプ事件の犯人は……

ないこ

"3年C組、12番、猫宮いふ"
君の幼馴染であり、親友。

ないこ

誕生日は12月2日。
生まれ年は××××年、両親は他界。
現在は母方の祖父母の家で生活中。

ないこ

よく飲む物はお酒で氷結を特に好む傾向がある。
今は消されているが右腕の手首にタトゥーが入っていた。
未成年飲酒ってやつだね。

ないこ

幼馴染の君とあの子しか知らない情報も
俺は知っているよ。

ほとけ

……

ないこ

…君を犯人に仕立てあげたのは彼ではない。

ないこ

…彼に好意を寄せて、今回の事件を信用出来なかった
ファンクラブの多数の女子が決行した。

やけに沢山のことを知っているな そんなことを思いながら、彼に僕の名前を聞いてみる。

返ってくる言葉はきっと、 「存じ上げない。」 だろうけど。

ほとけ

…僕の名前、知ってる?

ないこ

…存じ上げないね。

ないこ

よく生徒名簿を見るけれど、
中々覚えられないんだ。

ほとけ

……ずっと教えてくれたよね、犯人のこと。

ないこ

…君に会うのは今日が初めてだと思うんだけど。

ほとけ

…病院とか入らないの?

ないこ

居心地が悪くて、無理言って普通に生活しているんだ。

ないこ

というか、初対面の人にそんな事聞くものかな、?

ほとけ

……失礼だったかも、ごめん。

ないこ

いや、いいよ(笑

ないこ

…今辛い?

ほとけ

…辛いよ。

ないこ

……

ないこ

君は本当に何もしていないんだよね。

ほとけ

うん…何、?信用してくれるの、?

ないこ

もちろん、証拠だって握ってる。

ないこ

…そしてこれから、君の手も握るつもり。

ないこ

どうかな、俺と居れば
君はもういじめを受けない。

ほとけ

何も言わずに手を取れば、 きっと僕は救われる。

委員長だから、 きっと嘘は吐かない。

少し手を伸ばして、 また引っ込めて、繰り返す。

ないこ

…ゆっくり考えて。

優しい声。 毎日ここに来て笑いかけてくれた声。 解決策を出してくれた声。 僕を信用してくれた声。

ほとけ

……

考えれば考える程 目元が熱くなって、気づけば僕は泣いていた。

ないこ

…ここには俺と君しか居ないから
何を言っても許されるよ。

ほとけ

ッ…

ほとけ

怖かったのにッ…

ほとけ

辛かったのにッ"……!

ほとけ

誰もッ、信じてくれなかったのに"ッ……!!

ないこ

……

ほとけ

どうしてッ…どうしてクラスの中心にいるないちゃんがッ…!

ないこ

…俺の事、気に入らない?

ほとけ

っ…僕のことなんかッ"、眼中に無さそうだったのに"ッ……

ないこ

…ずっと気にかけていたよ。

ほとけ

ッなんで僕がこんな目に遭わなきゃいけないの"ッ!!

ないこ

……

ほとけ

もっと人気者になるはずだったのに"ッ!!

ほとけ

いふくんなんかよりも"ッ、!

ほとけ

ッアイツらなんかよりも"僕の方がずっとずっとッ"!!

ないこ

…俺も怖かったなぁ(笑

ないこ

"男に抱かれる趣味は無いってのに"。

ほとけ

…ぇッ……?

ないこ

ん?あ、まだ何かあった?

ほとけ

だか、れるってッ…

ないこ

…あー、被害者の話をしていなかったね。

ないこ

事件の被害者、俺なんだよね。

ないこ

なんかトラウマみたいな感じになって
これだけはずっと覚えているんだ。

ないこ

次の日の朝にはリセットされるの
結構楽だったんだけどな〜。

ほとけ

は…ぇ…?

ほとけ

そん、な…

ないこ

…あぁ、誰も知らない君の情報もあるよ。

ないこ

俺が来たら君の表情が少し明るくなっていた。

ないこ

委員長って呼び方も建前で、
本心はあだ名で呼んでいる。

ないこ

わかりやすいなぁ。

ないこ

…君の好きな人俺でしょ?

ほとけ

ぁ……

ないこ

…君も男のくせに同じ男が好きとか……

「気持ち悪い。」

🎲のお部屋[要するに薔薇とか百合とか出てくる]

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