1日目・夜 地下1F
原井 有が死んだ。
くるみと原井くんの決選投票。 4対6だった。
伊東 淳太
伊東 淳太
伊東 淳太
園田 大夢
園田 大夢
鈴本 杏
鈴本さんは、耳を塞ぎ 床にうずくまった。
伊東 淳太
伊東 淳太
伊東くんはそう言い、 首輪を外そうと力を込めた。
パチンっ!
牟田 歩夢
ビンタしたのは、牟田くんだった
牟田 歩夢
伊東 淳太
伊東 淳太
伊東 淳太
伊東 淳太
伊東 淳太
鈴本 杏
地下室に、叫び声が響き渡る。
轟 大地
大地は涙をのみ、 天井の監視カメラを睨む。
轟 大地
轟 大地
園田 大夢
壁に寄りかかった園田が、 大地くんに口を挟む。
轟 大地
轟 大地
園田 大夢
園田 大夢
園田 大夢
園田 大夢
園田 大夢
園田 大夢
轟 大地
大地くんは、涙で濡れた両手で 前髪を掻き上げる。
轟 大地
鈴本 杏
泣き疲れた様子の鈴本さんも ゆっきり立ち上がって歩いて行く
牟田 歩夢
園田 大夢
江野 夏子
急に、江野さんが叫んだ
廊下を歩いて行く人たちにも 聞こえるように。
江野 夏子
江野 夏子
江野 夏子
そう言うと、江野さんも 地下の外へ歩いて行った。
石山 くるみ
くるみは、 ぐったりと椅子に座っていた。
青木 沙良
石山 くるみ
青木 沙良
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
青木 沙良
正直、どうしたらいいのか 分からなかった。
さっきの原井くんの感じも、 牟田くんも、くるみも。
何も分からない
浅野 美雨
青木 沙良
浅野 美雨
浅野 美雨
浅野さんは、震えていた。
浅野 美雨
まるで、何かに怯えるように。
くるみが人狼だとして、 襲われないための保険のようにも 聞こえた。
浅野 美雨
伊東 淳太
伊東くんは、ハッと何かに気付いたのか、 走って地下室から出て行った。
ふたりきりになった。
石山 くるみ
石山 くるみ
青木 沙良
私は、くるみを抱きしめた。
青木 沙良
青木 沙良
1日目・夜 3F廊下
石山 くるみ
石山 くるみ
くるみは、厨房から持ってきた ペットボトルの水を片手に、 部屋の前で止まった。
302号室 石山くるみ と書かれていた。
左右には、 江野さんと鈴本さんの部屋がある。
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
石山 くるみ
青木 沙良
青木 沙良
青木 沙良
私は、廊下の窓の外を見る。 夜の暗闇に広がる木々たち。
青木 沙良
家族の事を想うと、 急に涙が出てきた。
石山 くるみ
私とくるみは泣き、 互いに抱き合った。
石山 くるみ
石山 くるみ
青木 沙良
青木 沙良
青木 沙良
青木 沙良
お父さん
お父さん
お父さん
お母さん
お母さん
青木 沙良
お母さん
青木 沙良
弟
青木 沙良
弟
弟
お母さん
お母さん
青木 沙良
お母さん
お母さん
弟
青木 沙良
青木 沙良
1日目・深夜 306号室
夜の時間になった
部屋の小さいテレビの画面をつけ、 リモコンで選択をする。
青木 沙良
最初に浮かんだのは、 やっぱりくるみだった。
青木 沙良
さっきの園田の言葉
霊媒師はとても重要って言ってた
青木 沙良
青木 沙良
青木 沙良
部屋のリモコンで、 カーソルを合わせる。
護衛先→『301 江野 夏子』
青木 沙良
私は、震えながら 毛布に包まった。
そして、 いつの間にか眠りについた。
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