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ドス
これは…
どうやら、ゴーゴリの家に連れてこられ、ゴーゴリは僕に普通なら怖い物を見せつけた。
別に、僕は怖くなかった。
なんでだろう。
それは、1面だけに沢山の僕の写真が貼られていたこと。
ゴリ
怖くないの？
ドス
別に？
ドス
こんなに僕の事を好きでいてくれたんだなぁって。
ゴリ
…
ゴリ
やっぱり、君のそういう所が私は
ゴリ
嫌いだ。
ドス
…
正直、意味不明だった。
ゴリ
私はね。
ゴリ
最初はね、
嫌いなものを写真にして、壁に貼り付けるだけだった。
幸色の満月、汚らしい世界にいる儚い生物、洗脳。
ある日、君が部員として来たんだよ。
ドス
…
その儚さが一目嫌いになったんだ。
勘違いさせてしまった様だね。
でも、飛び降りようとした君を見て、止めようとした気持ちはあった。
その儚さを逆に求めていたのかもしれない。
ゴリ
…皆幸せそうだよね。
ドス
…はい。
ゴリ
君が今死のうとしているのなら
ゴリ
代わりに私は君を一生幸せにしようと思う。
ドス
…え？
ゴリ
君は喜怒哀楽の中のどれが幸せなのか、幸せとはなにか分からないと言った。
ゴリ
そして、幸せを本気で心から感じたいと言った。今まで本気で情を心から思った事がないと言った。
ゴリ
それなのにも関わらず、この大量の写真を見て"好きなんだ"と感じられる。
ゴリ
そういう所が嫌いだ。
ドス
…
ドス
…は…
ドス
ゴーゴリは…
ドス
あの約束を守らないんですか？
ゴリ
君の嫌がる様なことはしない。君が求めるならそうしよう。
ドス
…きっとですよ。
→
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コメント
3件
嫌いって言うパターンもあり…👉👈ドス君は好きなのかな…
毎回めちゃくちゃいいねしてくるけど無理しないでね🥲
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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