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ホロライブファンタジー過去編

No.2 マリン

【注意⚠️】 二次創作です。 自分が追加している世界線、設定があります。 なので個人的なストーリーになってます。 合わない・地雷だという人は自衛お願いします。 「過去編はるーちゃんもいます。」←超大事 キャラ崩壊注意。 ちょい戦闘シーン+グロシーンあり マリン編。 ※船長のだけ長くなってしまいました…。(結構ばらつきあるかもしれない)

太陽がギラギラと海と肌を照らす。

見えてくる島と期待に身を踊らせながら

船を進む。

海を進んでいく船と甲板上の船員たちの声。

そこにあたしはいた__。

船員さん

Mika船長ー!

Mika

君ら、船の調子は?

船員さん

予定通り、北北西の無人島に辿りつきそうです。

Mika

なら良かった。

船員さん

おそらく、今回の無人島は誰の足も入り込んでいない新境地だ!

船員さん

そこに大量の秘宝が眠っているはずだ…!

船員さん

それでたくさん金儲けして………

船員さん

ははwお前、夢はあるみたいだが、分かってねぇな笑

船員さん

ん?金持ちになる夢に何かダメなことがあるのか?

船員さん

ふふふ…俺は!ここで!

船員さん

Mika船長とハーレムを築くんだー!!

船員さん

ははははwそれの方が夢ないだろ!w

Mika

何の話をしているんだ…君らは…。

船員さん

おいおい、Mika船長が呆れてるだろー?

船員さん

今しかないな!

船員さん

Mika船長!

Mika

ん?どうした?

船員さん

俺って、ワンチャンMika船長とできたりしますか…?

Mika

いやー…無理なんじゃない?

船員さん

えー!!(゚o゚;;

船員さん

はははw顔wおもしれぇw

船員さん

どうしてですか!?

Mika

よく考えてみなよ。

Mika

あたし、三十路(30)女だし。

Mika

君らは、若い子の方が好きでしょ??

船員さん

いや、俺はそんなことありませんよ!

船員さん

俺熟女派なんで。

船員さん

30ぴったりでもう熟女判定なの…?

Mika

いや、もうこの時点で若くないのは確定だし…

Mika

それに…

船員さん

それに…?

Mika

いや、これは内緒だ。

船員さん

えー!教えてくださいよぉ…!

Mika

…君らへの配慮だと思って。

船員さん

配慮!?

船員さん

お前が振られた傷心の傷を思ってのことだろ。

船員さん

きっと船長には好きな男がいるんだよ。

船員さん

もしかすれば、もう…

船員さん

あああああああ“!!(脳破壊)

Mika

(好きな男も違うんだよなぁ…。)

船員さん

というわけでMika船長に振られた雑魚船員くんの傷心を癒す、

船員さん

飲み会を開きまーす!

Mika

ちょっと!まだ船だよ!?

Mika

こういうのは島に着いてから…

船員さん

でも船長、お酒大好きなんですよね。

船員さん

この前なんて港町のバーで飲みまくってたじゃないですか。

Mika

誰から聞いたの、それ。

Mika

それに島に着くまでに船を重点管理するのが私の”船長“の役目!

Mika

お酒はその後!分かった!?

船員さん

はーい。

船員のみんなには内緒であること。

それは、あたしが

女好きということ。

男自体に関心を示さないわけではないが、

そういう”雰囲気“になった時、流れまでに持っていきやすいのが

女のほう。

自分も女でありながら、同性の女船員を自分の船長室に連れ込むなんて、

とても言えないことだ。

Mika

あーあw船長であるあたしが何してるんだろw

Mika

それもこんなおばさんからなんて…

最近はマイナス思考にすぐに陥ってしまう。

自分の個性でもあり職でもある「海賊」に影響が出てしまったらめんどくさい。

早くここでの用事を済ませて、いろんな場所を旅しなければならない。

早く寝てしまおう。

1週間、この島での模索を終え、船を次の目的地に進ませる。

ただ、前と違って天気は

あいにくの嵐だった__。

強風に運ばれた雨が甲板を強く叩きつける。

Mika

すごい嵐…。

船員さん

船長!この船、進みますかね?

Mika

大丈夫。

Mika

今はまだ進めるし、周りに敵船も見られない。

Mika

進むなら今のうち。

船員さん

はい。

船員さん

お前らー!船進めるぞー!

船員さん

オー!

今回もきっとうまくやれる。

そう思ってたんだよ。

あの時までは__。

嵐が先程とは比べ物にならないほど猛烈化している。

船が進むのも、かなりの労力を使ってようやく進むほど。

人の力では簡単に動くことは難しい。そして、

黒い渦が巻いている気配がした。

それが的中するかのように船員が声を上げる。

船員さん

船長!あそこに敵船が!!

Mika

何だって!?

私の目が映したのは、

こちらに迅速に進む敵船だった。

Mika

ッ…!迎撃します!l

Mika

戦闘体勢に入ってください!

船員さん

分かりました!

船員さん

おれ、大砲やるッ!

船員さん

打てー!!

ドゴンッ…!!!

大砲が命中するが、敵船は衝突する勢いで近づく。

ガンッ…!!

船員さん

船、衝突しました!

Mika

乗り込んで攻撃するしかないです!

船員さん

いくぞ!!

あたしは急な出来事に驚くしかなかった。

こんな嵐の状態で敵が襲ってくるとは思わなかった。

もしかして最初からあたし達を狙っていたのではないか。

そう考えなければ、この襲撃だって上手くいくわけがない。

あたしはそう考えながら敵船に潜入していった。

そして、敵船の船長に接触した。

敵船の船長

おい。この船のボスはどこだ?

Mika

…もしかして、あなたですか。敵襲を仕掛けたのは。

敵船の船長

お前か?

Mika

そうです。あたしが船長。

敵船の船長

ふん。海賊女とはな。

敵船の船長

俺は頼まれてるんだよ。

Mika

誰にですか?

敵船の船長

業務関連で言えない。

業務関連で言えないとなると、どっかから派遣されたのか、

もしかしたら、国指定の海賊かもしれない。

個人で海賊をやってるあたし達からすれば敵にあたる。

敵船の船長

俺は、お前を殺せと頼まれているんだ。

Mika

やっぱりそれですか。あたしってそんなにタブー視されてるんですね。

敵船の船長

勘付いてたのか。なら話は早いな。(立ち去る)

Mika

何逃げようとしてるんですか!

Mika

待て……え?

男が視界から消え、追いかけようとした途端、

後ろから落とされるような感覚がした。

そしてあたしの体は海の方へと、吸い込まれていった。

自分はようやく、状況を理解した。

あたしは後ろから突き落とされたと。

海が身体を侵食する。

もう持たないんだなと悟った。

30年間も海賊に人生費やせて楽しかった。

もし来世があるなら、そっちでも海賊をして、海を旅したい。

そんなことあるわけない。と思いながら、

そっと意識を離した__。

周りは真っ白だ。

ここは天国?

地獄?

太陽が照りつける感覚。

かすかに聞こえる波の音。

魔力も感じる。

多分ここは

天国でも地獄でもない。

誰かが助けてくれたのか?

そもそも自分は本当に死んだのか?

なぜか意識だけはある。

「Mika」という記憶もある。

でも体は違う、

何かの魔力を纏っている。

何が起きて__

__るの?

???

…あ!起きたのですね!?

Mika?

あ、あなたは…?

???

私は…

るしあ

潤羽るしあ…るしあです!

るしあ

ネクロマンサーっていうやつです。

ネクロマンサー。別名死霊使い。

”蘇生“とかできるんだっけ…?

るしあ

急に言われても分からないですよね。

るしあ

あなた、漂流してたんですよ。

るしあ

私は近くのエルフが住む森の島に、住んでいたネクロマンサーで、

るしあ

蘇生術を使うための死体を探していたんです。

Mika?

そしたら私がいたと…。

ん?死体ってことはやっぱり私は死んだのか。

でもなんで肉体が…?

髪の色…目の色…赤色で派手になってるし、声も高いし、

なぜか体が異常に軽い。

るしあ

じゃあなぜあなたが生きているのか…

るしあ

それは私が…

蘇生したからです。

Mika?

蘇生!?

Mika?

Mikaの死体をですか!?

るしあ

Mika…?というのは?

Mika?

私の生前の名前なんですけど…

るしあ

はい。そのまま「Mika」の死体をベースとして蘇生した結果、

るしあ

あなたがこうして私と喋れているのです。

るしあ

もちろん蘇生ですから、魔力を使うわけですね。

るしあ

人間の体に魔力はとても耐えられない。だから、

るしあ

魔力がいろんなところに強く出てしまったんです。

Mika?

例えば…?

るしあ

目に見えるものなら、髪の色、左目の色ですかね。

Mika?

死ぬ前は茶髪だったけど赤髪になってるし、

Mika?

黄色の左目も赤に変わってる…!!

この赤色が魔力が出過ぎた証拠ってことか。

るしあ

あと、目に見えない変化もあってそれが、

るしあ

年齢なんです。

Mika?

えっ…?

じゃあ、声が高くなってるのも、体が軽いのも、

若返ってるってことー!?

Mika?

ネクロマンサー最強かよ!

Mika?

今の肉体年齢ってどれくらいかわかりますか…?

るしあ

確か、17歳ぐらいに…

Mika?

17歳!?

Mika?

だから肌もピチピチなのかー…。

るしあ

あとは性格とかも色々変わってます…。

Mika?

変わりすぎだろ。

Mika?

もうこれ、「Mika」じゃない別人じゃん。

Mika?

名前とかあったりする?るしあ?

るしあ

名前はないんですが…「Mika」とは違う名前にしたかったら…

るしあ

海から来たら…

るしあ

「マリン」とかどうですか…!?

マリン

いいじゃーん!

マリン

というわけでよろしくね!るしあ!

るしあ

ん…?

マリン

るしあも、船長と一緒に旅しようよ!

マリン

実は私、『Mika』の時からずっと海賊やってたから、今度はるしあと旅したい。

マリン

マリンのこと助けてくれたんだし。

るしあ

いいの…?

マリン

全然大丈夫だよ!

るしあ

^^ありがと!

るしあ

マリン!!

私は『Mika』という航海を終えてしまった。

でもその後、海に漂流して偶然居合わせたるしあが蘇生。

『Mika』に”魔力“が混ざって

「マリン」が出来た。

そして、「宝鐘」という苗字を貰って、

船員…「一味」を集めて、

また海賊をすることになった。

マリン

君たちー!準備はいいですかー!

マリン

Ahoy〜!宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンですぅ〜!

マリン

行きますよー!

マリン

出航ー!

一味

ヨーソロ!!

そして、

宝鐘マリンの航海記が始まったのである。

マリン編 完結

next……???

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

ユーザー

初コメ失礼しま~す!! なんか,こう…タヒんだかと思ったら,起きたら, マリンだったとかぺこらだったとか…その発想が浮かんでくるのがすごいですねぇ~…

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