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第一章 第四話『平和の終わりを告げる鈴』〜古の村編〜
〜Start〜
村っぽい背景が無かったのでこれでいきます
「古の村」
桜鬼(おうき)
桜鬼(おうき)
言葉が思いつかなかった。
目の前に見えた光景は、
降り注ぐ雷の雨、村の人が互いを傷つけ合う様子だった。
桜鬼(おうき)
桜鬼(おうき)
そう言って、桜鬼は互いを傷つけ合う村の人達を止めようと頑張った
しかし、
村の人達は"何か"に操られているように、
自分たちの意思とは関係なく動いているようだった。
止めようとしても振り払われ、桜鬼のことが見えていないようだった。
桜鬼(おうき)
桜鬼がそう呟いていると、
『ドール』
『ドール』
『雷』(らい)
『ドール』
『雷』(らい)
そんな声が聞こえ、桜鬼が声の方向を見ると、
金色の髪と瞳、うさぎの耳と尾を持った少年と、
空色の髪と瞳の少年がいた。
1人は首から鈴を下げ、もう1人は手首に、鈴をつけていた。
桜鬼(おうき)
桜鬼は強い口調で、2人を睨みつけながら言った。
『雷』(らい)
『ドール』
2人)「これが、我らが組織『evel』のボスからの命令だから だ/だよ。」
桜鬼(おうき)
『雷』(らい)
『ドール』
桜鬼(おうき)
桜鬼(おうき)
桜鬼がそう呟いた途端、ふんわりと桜鬼を薄ピンク色のオーラが包んだ。
桜鬼(おうき)
桜鬼が走り出すと、辺りに砂埃が舞い上がる程の風が吹いた。
そのまま桜鬼は遠くに行ったと見せかけて、2人の近くの建物に静かに身を潜めた。
『雷』(らい)
『ドール』
『雷』(らい)
『ドール』
桜鬼(おうき)
2人共、そんなに焦っているように見えなかった。
すると、電話の着信音が鳴り始めた
『ドール』
『雷』(らい)
着信音が響いた途端、2人の雰囲気が変わった。
『雷』(らい)
『ボス』
『ドール』
『ボス』
『雷』(らい)
『ボス』
『雷』(らい)
『雷』(らい)
『雷』(らい)
『ドール』
『ドール』
『ボス』
『雷』(らい)
『ボス』
『ボス』
2人)「はい、ボス。」
ここで、電話は切れた。
『雷』(らい)
『雷』(らい)
『雷』(らい)
『ドール』
『ドール』
『雷』(らい)
『雷』は『ドール』をおんぶすると、速いスピードで去っていった。
桜鬼(おうき)
桜鬼(おうき)
桜鬼(おうき)
桜鬼(おうき)
第一章 第四話『平和の終わりを告げる鈴』〜古の村編〜
〜Fin.〜
コメント
11件
は〜………成程、操る能力をそう使うのか…………一寸勉強になるな…… と言うか桜鬼さんしか敵と言葉交わしてないのか……顔を知られた、あのメンツで(一旦)唯一の能力者が……