⚠️注意事項‼︎ こちらの作品はカニバリズム要素やグロ要素があります! 苦手な方はここで回れ右! 特殊設定が速水くんにあります!
僕の名前は、速水泰輝。 天羽組の舎弟だ。 突然だけど君達はヒトクイって知ってる? 人間社会に紛れ込んで、 人を食べる化け物……いや生き物だ。 姿形は人間と変わらない。 特殊な力が…あるとか、無いとか。 都市伝説のように扱われて………だけど、確かに存在する。 …何故なら、 僕がその【ヒトクイ】だから…
小峠
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速水
速水
小峠
小峠
小峠
速水
小峠
速水
小峠
速水
小峠
ツーツー…
速水
速水
僕は第二倉庫に向かって走り出した。
第二倉庫
速水
速水
小峠
小峠の兄貴の側に駆け寄ると、 兄貴は吸っていた煙草を地面に捨てて靴底で擦り付けた。 倉庫に入ってからずっと鉄のような香りが漂っている。 小峠の兄貴が無言で指差し方を向くと…
速水
腹を掻っ捌かれて内臓をバラ撒いた死体、 胴体を真っ二つにされた死体、 ……あとなんか穴だらけの死体が転がっていた…。 顔を顰める僕に小峠の兄貴は労うように肩を叩いてくる。
小峠
小峠
速水
速水
さっきの表情で僕が吐くんじゃないかと心配したのか兄貴にそんなことを言われてしまった。 しっかりしないとなぁ…。
小峠
小峠の兄貴は最後まで僕のことを気にかけて倉庫をあとにした…。
速水
速水
速水
速水
速水
速水
兄貴が用意したポリバケツにポリ袋をセットし、手始めに真っ二つされた死体を上半身…下半身の順にバケツに入れる。
速水
次に穴だらけの死体。 これはこのままだと重くて運べないから大変だけどさらに鋸で手足を切ってから2個目のポリバケツへ。 ……アイスピックで死ぬとは思わないよなぁ。 死体の顔は苦痛と驚愕で眼を見開いていた。
速水
次に、内臓がぶちまけられた死体。 内臓をスコップですくってポリバケツへ。 内臓って糞も一緒に飛び出すから汚いんだよなぁ……。
速水
集中してたせいか、だいたい片付いた。 あとはこの死体も簡単に解体して、 車に乗せて加工場で魚の餌にするだけ。 ……その前に…
速水
速水
速水
速水
速水
ナイフで死体から肉を少しだけ切り取り、 そのまま口に放る。 すると、なんとも言えない幸福感と満足感が僕の中で満ち溢れる。
速水
僕には秘密がある。 それは、僕が【ヒトクイ】ってこと。 けど人を食べること以外は普通の人間と変わらない。 弱いしビビりだし…… でもただ人間なら誰でもいいわけじゃない。 僕は何故か人間でも下衆野郎とか外道な奴らのお肉が美味しく感じて喉を通るのだ。 だから無差別に善人とか襲ったりしないし…そもそも弱いから狩れないけどね。 普通の人のお肉は、はっきり言ったら食べれなくないけど…不味く感じる。 …食べた経緯は今は内緒ね。 カタギだとそもそも人肉は手に入らないから今までは大変だったけど… この裏社会なら比較的にリスク低めで人肉は手に入るから本当に天羽組に入れて良かったなぁ… ……ついつい外道の粛正や後処理は食べ物を目の前にされてお腹空いちゃうから気をつけないと…… …バレたら…此処に居れなくなる…
速水
速水
ガラッ
速水
小林
小林
小林
錆びついた扉を強引に開いたのは、 天羽組最高戦力のおひとりであるアーミーナイフの小林こと小林の兄貴。 この小林の兄貴、 その獣みたいな野生の勘で僕が【ヒトクイ】だと見抜いた天羽組でただ一人の方だ。 こっそり僕が処理を頼まれた外道の肉を齧ってたところにこの人が現れて…… 驚きもせずにやっぱり、っていう目だった。 突然の事に【破門】とか【ぐりん】とか頭に浮かんだけどこうして今でも僕のことをおやっさんにも他の人にも黙ってくれている。 ……それどころか、 外道しか口にしないと知ってから積極的にお肉の調達に協力してくれて……ハッキリ言って怖い…
速水
小林
速水
小林
速水
小林
小林の兄貴は興味があるのかないのか。 ツカツカと僕に近づくと、
速水
いつのまにかドスで死体の肉を切り取り、 僕を抱き上げたかと思うと機材に腰掛け僕を膝に乗せてきた。 ……この人の考えがわからない!汗
速水
小林
速水
兄貴は細かくした肉片を雛の餌遣りみたいに僕の口に入れる。 兄貴は怖いが、口の中に旨みが広がってすぐに僕は夢中になる。
速水
もっと欲しい。 そう僕は兄貴の服の裾を引っ張り強請ると兄貴は大きな眼をさらに大きく…瞳孔が開いていた気がする。
速水
小林
小林
速水
速水
小林
何か兄貴に注意された気がするけど…… 僕は食欲には勝てず、兄貴の膝の上で大人しく食事を満喫したのだ。
end
コメント
1件
最高過ぎてハート❤️いっぱい押しちゃった笑