なお
なお
なお
なお
なお
なお
なお
なお
なお
ご本人関係ありません!
通報・アンチ❌
長いです!
あれから二年後
俺は中学部から小学部の先生に変わりました。
そして、みことくんの担任になりました。
みことくんは3年生になりました
それまでの間、校内の駐車場で泣き叫んでいるみことくんをたまに見かけました。
前の先生からいろいろ聞きました。
モブ先生
モブ先生
モブ先生
モブ先生
モブ先生
モブ先生
モブ先生
など他にもいろいろありました
毎日の学校生活では、みんなと同じのように活動できることもあるのですが
1人で好きなことをしていることが多いということでした。
4月からみことくんの担任は俺なんだ
今までは見ているままだったけど
今度は寝転んで泣き叫ぶみことくんを起こすのは俺なんだ。
そう思うと、不安になって前の担任の先生が話してくれることを聞くのがすまいと必死でした。
すち
新学期に向けて
いろいろ準備しなければならないことがありました。
でも、俺の頭の中には、気になることがありました。
ホワイトボードに縦と横の線を引いて
1・2・3・4・5…と時間割のような数字を書き
みことくんがその日にしたいことを自分で書き込んでいく
ということです!
これはどういうことなんだろう?
と思っていました。
皆さんには、時間割に従って授業をウケますよね
特別支援学校にも時間割があります
すち
すち
すち
そんなことを考えながら、でも、でも
このままでは良くないのではないかと思いました。
すち
すち
すち
そして
とうとう一学期の始業式の日がやってきました。
ドキドキしながら教室で待っていると
みことくんがやって来ました
金髪にサーモンピンク色の毛先がとても印象的でした
すち
俺はみことくんに顔を近ずけて言いました
すち
すち
すち
みこと
みことくんの顔は俺の方に向いていますが、目は俺を見ていません。
でも少し恥ずかしそうにみことくんも
みこと
と言ってくれました。
なんだかそれだけで心が通じ合えた気分になり、とても嬉しい買ったのですが、
問題はこれからです
上靴に履き替え教室に入ろうとするみことくんのうしろで、俺はじっと様子を見ていました
教室を入ったとこらにみことくんの時間割があります。
みことくんは教室に入ろうとして、チラッと自分の時間割を見ました。
みこと
「なんだこれは?」とでも言いたげです
すち
俺は1番上のカードを指さして言いました。
すち
たくさんの言葉を喋ると混乱してしまうと思ったので
できるだけ少ない言葉で話そうと決めました。
もし、したくなかったらどうしよう
泣き出したりでもしたらどうしよう
そんなことを思いながら1秒1秒すぎていきました。
そのとき、みことくんが自信のある顔で、俺の指を指していたカードを取ったのです
すち
俺はホットしました
みこと
すち
俺は微笑み、みことくんの背中を軽く押しながら、カバンを置く場所を指さしました。
みこと
みことくんはスタスタと歩いてロッカーのところまで来ました
ロッカーの上には、全く同じもう1枚のカードが張りつけてある入れ物があります。
その中にカバンを入れるよう指さすと
みこと
みこと
すち
みこと
すち
俺はさっきと同じように時間割を指さしてみことくんの背中を軽く押しました
みこと
みこと
みこと
すち
みこと
すち
みことくんは着替えをする場所に行き入れ物にカードを入れ、着替え始めました!
すち
みこと
みこと
すち
すち
みことくんが脱いだ服はすごく丁寧に畳んでカゴに入れてありました。
みこと
すち
みこと
みこと
みことくんは、次のカード
朝の会のカードを自分で取りました。
今のみことくんの顔は自信に溢れています
すち
俺は心の底から思いました。
みことくんは、分かればできるんです!
次の活動の朝の会は、いつ終わるかがみことくんにとって分かりにくい活動です。
「あいさつ」「うた」「はなし」の3つがありま夜、ということがわかるようにカードにしました。
すち
俺が挨拶をした後にみんなも挨拶をします
みことくんはじっと座ってきますが、不安そうです。
朝の会がいつまで続くのか分からないんだろうか?
歌が嫌なんだろうか?
俺の話が嫌にならないだろうか?
と俺も不安でした
歌がすんで。なるべく俺の話を短くして終わりました。
前の先生から聞いた話によると
モブ先生
モブ先生
でもみことくんは最後まで立つことなく座っていました。
コメント
6件
遅れちゃったー!!! 照れながらおはようって言うの可愛すぎるし、みこちゃんのために色々考えるの優しすぎるよ〜!!!