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主
主
主
主
神殿長(昔)
神殿長(昔)
？？
？？
神殿長(昔)
？？
？？
？？
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
？？
？？
？？
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
？？
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
分かってる
分かっているんです
こんなの我儘だ
迷惑な自己満だ
そんなの私が積み上げてきた信仰と 名声を壊しているのと変わりない
でもそれでも、、
…私には多分この子を 攻撃できない
本に出てくる主人公達のような 勇敢な正義など
…自分にはないんです
この子を―― 止めてあげられない
そこまでの勇気は無い 意気地無しだ。
私が1番、、理解してるつもりです
だからこそ―…
神殿長(昔)
"魔神"
？？
神殿長(昔)
神殿長(昔)
自分なりの"するべき事" をしようと思う
だからそんな悲しそうな顔 しないでください
こんな判断をしては いけないとわかっているのに
この子を前にすると どうも優先順位を入れ替えてしまう
ごめんなさい神官長たち。
謝罪だけでは済まないことですが こんな不甲斐ない神殿長で 申し訳ないです
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
？？
？？
？？
神殿長(昔)
？？
？？
？？
神殿長(昔)
神殿長(昔)
？？
神殿長(昔)
黒魔法にとって聖力は毒。
私の魂にある聖力によって恐らく 多くの犠牲は減少できるでしょう。
神殿長(昔)
神殿長(昔)
神殿長(昔)
？？
この子には 「私の魔力を全て与え、 貴方を"本体状態"にして 光魔法をある程度帝国から封印する。 だから貴方の寿命を少しください」
と伝えている
でも、これから
私は最期に、 この子に最大の嘘をつこうと思う。
ﾊﾟｧｧｯ―――))！！ (魔法陣が作動)
？？
神殿長(昔)
私は神殿長。
この帝国で最も長く、 最も深く光の力と共にあった者
「魔神」は 本来、自分にとって ”絶対の敵”であるはずの存在。
幾万の命を奪い 数多の都を灰燼に帰し
おそらくこれから… 帝国の歴史そのものを塗りかえる者。
きっとこの子には正義も悪もない あるのは「帝国を滅ぼす」 という使命だけ。
ただ与えられた使命を、愚直に、 そして健気に果たそうとしている。
私にはこの子を 止めることはできない。
――ならば、
神殿長(昔)
いつか、この子の前に 立てられる者が現れると信じて。
彼をただ倒すのではなく、 対話できる者が現れると願って。
この子のことを"止められる者が"…
そう信じて私は、 私の魂を契約に捧げることにする。
？？
？？
黒魔法── 本来、私のような光の者が 扱うべきものではない禁忌の魔法。
今はそれすらも、 この子のためになら喜んで使おう
これ以上、 多くを壊さずに済むように。
帝国の未来と"ちびっこ"の為にも。
これから光魔法を、 この帝国から封印する。
簡単に誰の手にも届かぬよう、 私の魂を使って閉ざす。
100年200年事には 光を操る者が再び現れるでしょう
その未来に生きる者たちが、 この子に真の意味で 手を伸ばせるのなら…
、私に、、悔いは――ｯ、
？？
？？
？？
？？
？？
神殿長(昔)
？？
？？
？？
？？
ﾕｻﾕｻ))
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
？？
"何がしたいんだっけ"
？？
？？
？？
？？
？？
どうか……
？？
いつかこの子を、 「完全な悪」ではなくせめて ひとりの「存在」として声を聞いて 受け止めてくれる者が 現れますように。
？？
それが叶うならば、私の魂は……
？？
？？
――光に還ることなくとも構わない。
？？
――！
――…！？
魔――…！？
神殿長(コピー)
？？
？？
神殿長(コピー)
神殿長(コピー)
？？
？？
神殿長(コピー)
？？
？？
神殿長(コピー)
？？
神殿長(コピー)
神殿長(コピー)
？？
？？
？？
そうだ この人は"おじさん"じゃない
僕の魔力を入れて記憶を捏造して 自我を作りだした"モノ"
外見をコピーしただけの "全くの別人"だから
僕の「使命」を果たす為の 使い捨ての"コマ"だから
だから、一々気に病む必要も無い
このコピーが発した言葉は 全部全部…―
「"違う"んだから」
？？
？？
おじさんは、、眠ってるだけ
きっと眠ってるだけ。
だから僕、凄く考えたの 自分はどうすればいいのか
――わかったんだ。
うんと強くなって 使命を果たせて天界に帰れた後、 あの説明神とやらに 脅してでもやらせるんだ。
"おじさんを「起こせ」"と
おじさんの夢は長寿なんでしょ？
まだ叶ってないのに 死んじゃうわけないじゃん
ただ眠ってるだけだから。
僕が起こしてあげるの
おじさんが居なくなった今、 この世界なんぞどうでもいい。
本能通り、"設定"された通り…
「楽しく」破壊するだけだから 僕の得意分野だよ
大丈夫 説明神は元の全能から 「権能」を奪っただけの力のない神
虎の威を借りてるただの狐。 倒そうと思えば簡単に出来るよ
だから安心して。 何としてても"起こして"あげる
無理なら僕がその権能を奪って 全能にでもなって叶えればいい
神殿長(コピー)
神殿長(コピー)
？？
――あの後、少し経ってから 神殿長の代わりのこの"コピー"を 作って神殿に戻ったけど…
神殿側はその間おじさんを 修行に行かせた身として 不在を発表してたらしい。
それから神殿にいる奴ら一人一人に 魅力魔法を使っておじさんの記憶を コピーの記憶に捏造した。
でも、魅力魔法は 魔力の弱い人たちにしか効かない
つまり光属性の神官長には 効きずらい…
かと思ったけど、 何故か光魔法は帝国から消えていた
光魔法を消滅させようとする 僕を見越して… 手を出させないように おじさんが封印したのかもだけど
今は光魔法の件もあいまってか 大神官って職名に変わったみたい
まぁ、幸い神官長も何とかなった
おじさんの事を知ってる人は 僕の他にはほとんどいない
神殿に通ってたそこらの帝国民とかは知ってたかもだけど、
何百年たった今の話だから。
神殿長(コピー)
？？
きっともう誰も、知らない
でもね、おじさんのおかげで 目標が初めて出来たの
「おじさんを起こす」って目標。
いつも僕に色んなものを くれたりしたよね
今度は僕が起こした後に 寿命なんか、いくらでも分けるから
それでおじさんが 「嬉しく」なってくれるなら。
いくらでも僕、あげるから…
だから、起きたらたくさん 色んなこと話そうね
おじさんに聞きたいことも いっぱいあるんだよ
それまでは我慢するって決めたから
僕が使命を果たすその日まで――
？？
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
17件
今回も良きです✨(ღ✪ｖ✪) んー･･･魔神、最初出てきた時とのイメージが･･･ｯ憎めんやん(´；ω；｀) こんな悪役見た事ねえｯ！なんか複雑なんだけど！朱。ｻﾏ物語作んの上手すぎですｯ✨愛してるぅｯ！︎💕︎︎💕︎ 🎲メンバー次回から出てくるかな？ 楽しみにしてまああす！！！
私が今まで見てきたのは、神殿長と魔神の2人が一緒に居た中での本当にほんの1部でしかなかった訳で、そんな1部だけみてそこだけで嫌なものでしかないと判断していたと思う、本当に勝手に。 だけどそんな薄っぺらな感情なんかじゃなくって様々な感情が入り交じる中の神殿長の決断、魔神にとっての大事な人「おじさん」をまた起こしてあげるという目標とか...あの6人だけじゃなくこの2人も色んなことがあったんだなぁ..。
まじかぁぁぁぁ！✨️良かったです！同一人物じゃなくて！魔神君は′′いい子′′なのかな？この世界の人みんな幸せになって欲しいなｯ！ 投稿ありがとうございます🫶💕︎︎
