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華成 サラ
(曲がない中踊るのは初めてだな…)
御影 玲王
(踊るって言ったものの無理矢理すぎたか？)
御影 玲王
(てか、よく見るとこんなドレス着てたんだな)
華成 サラ
(…視線を感じる)
華成 サラ
(さっきから見過ぎじゃない？)
華成 サラ
(変なところあったかな？)
御影 玲王
なぁ
華成 サラ
はい
御影 玲王
願いって決まった？
華成 サラ
まだです
御影 玲王
まぁ、そうだよな
御影 玲王
(華成だって令嬢だからな)
御影 玲王
(欲しい物は手に入るか…)
華成 サラ
早く決めて欲しいのなら、早く決めますよ
御影 玲王
いや、急かしてるわけじゃない
華成 サラ
そう
風が吹いた
御影 玲王
流石に…
長い黒髪が揺れるその姿に玲王は 魅入ってしまった
華成 サラ
流石に？
御影 玲王
あぁ
御影 玲王
寒いなって思った
華成 サラ
そうですね
華成 サラ
中に入りましょうか
サラがドアに手をかける
御影 玲王
待って
玲王がサラの手を掴んだ
華成 サラ
何ですか？
御影 玲王
もう少しだけ居ようぜ
華成 サラ
寒いんでしょ？
御影 玲王
別に少しくらい良いだろ
華成 サラ
私は良いけど
御影 玲王
なら、いいな
それぞれ素敵な夜を過ごしました
めでたしめでたし
で終わりません
その後、パーティーも終わり
華成 サラ
みんな帰っちゃったね
御影 玲王
そうだな
凪 誠士郎
俺らも帰ろ〜
勿月 美草
そうですね
華成 サラ
(ツッコミたい所があるんだけど…)
御影 玲王
(何で勿月が凪の上着、着てんだ？)
とまぁ、色々あり
御影 玲王
本当に送らなくて良いのか？
華成 サラ
私の車に2人とも乗せるよ？
勿月 美草
私はいいや
凪 誠士郎
俺も
華成 サラ
そ、そう
御影 玲王
気をつけて帰れよ
凪 誠士郎
うん
勿月 美草
今日は誘ってくれてありがとうございます
凪と美草が先に帰り
残されたお2人は
華成 サラ
あんなに距離近くなってたんだね
御影 玲王
俺らが挨拶行ってる間何があったんだろうな
華成 サラ
まぁ、良いのか？
先に帰った2人は
凪 誠士郎
疲れた
勿月 美草
私もです
勿月 美草
でも、悪くないですね
凪 誠士郎
まぁ、たまには良いね
なんて、会話をしながら帰りました
主
まぁ、距離は縮まったよね
主
もっと縮まってもいいと思う
主
まぁ、頑張ります
主
それでは〜
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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