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靴屋

小春

テメェら無事だったか⁉︎

アタシは勢いよく 店の扉を開けた。

夜笑

うわっ‼︎ビックリしたぁ‼︎

夜笑

てかそれは小春っちの方でしょ⁉︎

小春

はあ?何言ってんだテメェ...

何か...されたの...?

小春

何かってそれはテメェらの方が...

小春

(待てよ...まさかあの声...捏造か⁉︎)

小春

(あの時は2人の安否が心配で冷静な判断ができなかったのか...)

小春

クソッ‼︎

アタシは右拳を店内の壁に 力強く叩きつけた。

するとその音に驚いたのか 2人の肩が一瞬跳ね上がった。

小春

...悪い、気にしないでくれ

夜笑

う、うん...

夜笑

でも...本当に大丈夫?何かされたんじゃないの?

小春

いや、ただ話し合いをしてきただけだ

話し合いって...?

小春

二度とテメェらに近付くなって話だ

⁉︎

夜笑

そ、それで...どうなったの?

小春

向こうも了承してくれた

夜笑

よ、良かったぁ〜...

怪しい...何か...裏がある筈...

小春

深く考えすぎだ、もう少し夜笑みたいに馬鹿っぽく生きろ

夜笑

ちょっと‼︎遠回しに馬鹿にされたんだけど‼︎

小春

アタシの発言を遠回しとして捉えられるなら100点満点の馬鹿だな

夜笑

また馬鹿って言ったー‼︎

“あのこと”は2人には 伝えられない。

もし言ったらこの日常が 終わってしまう。

小春

それじゃあ舞、飯の用意よろしくな

分かった...‼︎

小春

アイツ、料理任せると謎に張り切るよなァ...

夜笑

この前のドッキリから命の大切さを学んだらしいよ

小春

ケヒヒ...単純だなァ

夜笑

でも良かった、また笑顔が戻ってくれて

夜笑

あれ以来、リスカもなくなったんだよ

小春

おお、しっかり継続してんだな

夜笑

小春っちのやり方は少しやり過ぎない面もあるけど、そのおかげでウチらを救ってくれたし...

夜笑

本当に感謝してもしきれないよ

小春

なに急に気持ち悪いこと言ったんだァ?

小春

そういうのあまり柄じゃねーからやめろ

夜笑

もう照れ屋さんなんだから〜

小春

舞ー、コイツの飯抜きにしていいぞー

分かった...‼︎

夜笑

分かっちゃダメ‼︎

小春

じゃあ暫く部屋篭ってるからできたら呼びに来てくれ

そう言うとアタシは 2階の自室に閉じ籠もった。

自室

小春

はぁ...どうすっかなァ...

アタシはベッドに 大の字になりながら 今後のことを考えた。

小春

あの音声が嘘だったとして、アイツらには協力するって言っちまったし...

小春

今更協力しませんは確実に2人が殺される...

その時、アタシが着けている 指輪から着信音が鳴った。

小春

あ?誰だ...非通知?

電話がかかって来たら 一応出るのがアタシの スタイルだ。

小春

もしもし

???

《もしもし?絵鳩 小春さんのお宅でしょうか?》

小春

そうだけど?

???

《あら、その声ご本人様ね》

小春

その声と口調...椿か?

椿

《大正解♡》

小春

どうしてアタシの電話番号を知ってる?

椿

《情報屋に頼んだのよ》

小春

何しれっと怖いこと言ってんだ

椿

《まあまあ、そんな話は置いといて》

椿

《...って特に用はないけどね》

小春

は?

椿

《ただアナタと仲良くなりたいと思ってお試し通話をしただけよ》

小春

そのためだけに情報屋を活用すんな

椿

《だってそうでもしないとアナタは電話番号を教えてくれないでしょう?》

小春

当たり前だろ

椿

《だったら人に聞いた方が早いじゃない?》

小春

フッ軽過ぎだろ

小春

...なぁ、テメェに少し相談したいことがある

椿

《あら?何かしら》

小春

ここでは話せねーから後日、時間と場所を指定する

椿

《分かったわ》

そう話すとアタシは 椿に別れを言って 電話を切った。

絵鳩 小春の終末論

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