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もう反応出来ないくらい呆れた。
いや、
もう冷め切ってしまった。
彼氏持ち
それを知っててこのやり方…?
分からなすぎた私も私だけど、
さすがに気持ち悪いすぎるかもしれない。
おまけにキスしていい?
って…
みなみ
みなみ
みなみ
無性に腹が立つ。
なんだこいつは。
断ってんのに、
こっちはムカついてんのに、
へらへら青いネックレスを見つめて、
"なんでなん?"
と笑って。
みなみ
みなみ
みなみ
奏くん
奏くん
みなみ
奏くん
奏くん
奏くん
奏くん
奏くん
奏くん
奏くん
"鈍感で可愛ええ"
なんて、
語尾にハートがつきそうなぐらい、
にんまりと笑ってくるからか、
吐き気が襲う。
そんな私のことなんて気にせず、
"ほら、ここまで来たんやからキスしようや"
と握られていた手を引っ張られ、
引き寄せられた。
いきなりくっ付いた体。
拒否しようと必死に抵抗するけど、
力の強い奏くんに適うはずも無くて、…
みなみ
奏くん
奏くん
奏くん
奏くん
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
奏くん
奏くん
奏くん
奏くん
みなみ
だめだ、…
キスされる、…
…そう思った瞬間、
ふわっと後ろに倒れる感覚がした。
前にあった暖かさは無くなり、
今度は後ろが暖かくなる。
そして、
一向に来ない唇の感触。
ゆっくり目を開けていくと、
目を見開いている奏くんの姿が見えた。
???
"くそったれが"
と強く吐き捨てたこの声は、
聞いた事も無いくらい低くて、
怖い。
でも妙に、
安心している自分が居た。
みなみ
みなみ
みなみ
動揺している奏くんに、
"もう二度と近寄んな"
"…近寄ったら、"
"俺が何するか分からんから"
と、
もう一度圧を掛けた。
顔を見上げる。
…そうすると上には、
本当は居るはずの無い、
こんにゃくくんがそこに居た。
~ n e x t ~
コメント
22件
イケメンやな。こんな彼氏欲しいわ。w
こんにゃくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅかっこいい!!
ここで現れる男!!!こんにゃくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!