この作品は 曲/「あの夏が飽和する」を 参考に作らせていただきました。
この物語は創作であり、 原作フル無視です。
それでも良い方はどうぞ
....
あれは、
蝉の鳴き声がうるさく響き始めた
初夏の出来事
春千夜
先生
今日もうるさく授業をする教師を よそ目に君を見る。
琉叶
俺には釣り合わない真面目な君
眼鏡をかけていて、ストレートな黒髪。
君と俺は幼なじみで、
俺は君に片想いをしていた。
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
琉叶
春千夜
...
最近ずっとこんな感じ、
放課後隠れて何かしているみてぇだ
...
気づけなかった
梅雨の日家に帰ったら、
琉叶
春千夜
君がいた。
その日は雨が降っていたから、
彼女はずぶ濡れになって 縮こまっていた。
春千夜
春千夜
琉叶
彼女は俺の名を呼び、 涙を零した。
...珍しくその日
俺は寄り道をし、帰るのが遅くなった。
春千夜
そう聞く前に君は答える。
琉叶
琉叶
琉叶
君は泣きながら答える。
春千夜
"人を殺した"
確かに君はそう言った
春千夜
春千夜
落ち着かせる為、 俺はそう発した。
春千夜
琉叶
琉叶
落ち着いたと言う君に俺は聞く
春千夜
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
君の頬に涙が伝う
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
これ以上話させてはいけない。 そう思った
春千夜
春千夜
琉叶
春千夜
春千夜
春千夜
琉叶
琉叶
再び君は涙した、
琉叶
春千夜
春千夜
俺は彼女を抱きしめる。
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
意を決したような声で君は発した。
春千夜
琉叶
怖いような、不安そうな瞳で 君は僕を見た、
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
琉叶
吹っ切れたような表情で君は言う。
琉叶
琉叶
琉叶
そう君は俺に微笑みかけ、 俺もそれに答えるよう笑顔を見せる。
琉叶
そして君は俺の手をとった
琉叶
琉叶
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
ふとデスクトップに目をやる
琉叶
春千夜
琉叶
春千夜
琉叶
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
"人殺し"と"ダメ人間"の、
春千夜
琉叶
琉叶
ひたすら俺らは走り続けた、
意味もなく。
ただ世間からの責任から逃げるように
琉叶
泣きそうになっている君に俺は 言い聞かせる。
春千夜
春千夜
そっと、...でも力強く、 俺は君の手を握った。
琉叶
こんな狭い世界なんかいらないっ、
春千夜
俺の世界には君しかいらないんだッ、
家族もっ、
クラスの奴なんかいらないッ、
春千夜
春千夜
琉叶
俺は微笑みかけ、君は頷く
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
どうしようもない怒りを、 でもこれだけは言えた。
春千夜
春千夜
春千夜
琉叶
雨に濡れた君の顔には、 涙が浮かんでいた。
しばらく走り続けた俺らは、
少し休憩することにした。
春千夜
冷静になった頭で考える。
春千夜
春千夜
琉叶
春千夜
俺は笑いながら君に問いかけた。
琉叶
春千夜
琉叶
春千夜
琉叶
琉叶
春千夜
琉叶
苦笑しながら君は言う
琉叶
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
春千夜
俺は静かに手を握る。
さっきのように怯えている様子はなく。 手も震えていなかった。
春千夜
琉叶
ここは田舎、
人も少なく、電車に乗る奴も ほとんど居ない。
それに何しろ 電車は一日に1本しか通らない程だ。
春千夜
琉叶
向こう側から人が歩いてきた。
琉叶
春千夜
珍し、
人だなんて滅多に通らない通路を 1人の男性が過ぎ去っていく。
...
その男が見えなくなったあたりに、 琉叶が声を上げた。
琉叶
食い気味に君は発した。
春千夜
春千夜
琉叶
琉叶
琉叶
春千夜
琉叶
琉叶
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
琉叶
春千夜
琉叶
琉叶
春千夜
春千夜
2人で、
何処まででも
コメント
5件
何でこんな凄いの思い付くのぉ(இдஇ`。)本当に泣ける😭流叶ちゃん悪くないよぉ😭学校から帰ってきて、早々泣いてしまった(><)春千夜優しすぎる🥺2人は死んじゃうのね…死んで欲しくないけど…🥹今回も神作ありがとうございます(∩´∀`∩)💕本当こんなすごい作品を見れて幸せです💞
(இωஇ`。)◀◁◀泣いた人