ラーウ
…まじか
ゴブラ
…
ラーウ
(あいつの傷はもう治ってる…)
ラーウ
(おそらく博士とやらと
一緒にいたという奴か)
一緒にいたという奴か)
ラーウ
…まあ,やるしかないかな…?
ゴブラ
…おまえ…
ラーウ
(え…喋れるの…?)
ゴブラ
確か…バジリスクと亜人の
DNAを持ってたよな?
DNAを持ってたよな?
ラーウ
…何で知ってんだ?
ゴブラ
俺も元WAEの実験動物だからな
ゴブラ
まあ,胸糞悪くて逃げたけど
ラーウ
……
ゴブラ
…なんだ?自分の能力を
知られて動揺してんのか?
知られて動揺してんのか?
ラーウ
…黙れ!
ラーウ
"ブーストアップ"!
ゴブラ
(ブーストアップ…)
ゴブラ
確か自分の寿命を爆発的に
燃やす代わりに
燃やす代わりに
ゴブラ
元々の比ではない力が
出るんだったよな?
出るんだったよな?
ラーウ
なっ…!
ラーウ
(なんでこれも知られてるんだ!?)
ラーウ
(最近覚えたばかりなのに…!)
ゴブラ
こっちも資料かが自然と目に入るんでね
ゴブラ
…で,動かなくていいの?
ラーウ
!?
ラーウは全く反応できずに 一撃を貰った…
ラーウ
がっ
ラーウ
(しまった…!動揺で...!)
ラーウ
(だが…!)
ラーウ
"ボルケーノ"!
地面から小型の火山が出て 溶岩でゴブラを襲うが…
ゴブラ
なんじゃそりゃ?
ラーウ
…は?
ラーウ
(先週身につけたばかりなのに!)
ラーウ
うぁぁぁぁ!
炎の弾丸がゴブラを貫いた
……はずだった
ラーウ
っ!?
ラーウ
(なんだ?小型になった?)
ラーウ
(おそらく俺と同じぐらいの身長…)
ゴブラ
ごめんな
ゴブラ
まだ本気だしてなかったわ
ゴブラ
じゃ,こっちも…
ゴブラ
"混色"
ラーウ
…え?
命を燃やす"ブーストアップ"と対照的に
"混色"は自らにある 2種類のDNAを"共鳴"させることで
DNA元の生物の力を ミックスした力を出すものである
いつの時代でも受け継がれるDNAは 肉体の安定を保つために 20%となっている
"混色"はそんなDNAを 100%近くに底上げものである
教員
ラーウ
教員
あなたたち"能力者"には
教員
3つのDNAが存在します
教員
それはなぜですか?
ラーウ
1つはそもそもの肉体、
1つは能力の使用のため、
1つは能力の使用のため、
ラーウ
あと1つは…えっと…
???
もう1つは寿命でしたよね?
教員
流石ね!リック!
教員
1つはそもそもの肉体で
主に知能のある直立歩行の出来る
種族が選ばれます
主に知能のある直立歩行の出来る
種族が選ばれます
教員
1つは能力のためで
あなたたちが使える能力は
このDNAのためよ
あなたたちが使える能力は
このDNAのためよ
教員
そしてもう1つは寿命の土台で
ラーウはほぼ不死身で
リックは大体10万年ぐらいね
ラーウはほぼ不死身で
リックは大体10万年ぐらいね
教員
やっぱりリックはすごいわね!
教員
もっとラーウも見習いなさい
ラーウ
……はい
ラーウ
……
リック
よぉラーウ
ラーウ
…なんだよ
リック
ごめんなぁ答え言っちゃって
リック
俺優秀だから
リック
戦闘実験でも1回も俺に勝ってない
お前とは違うらしいな
お前とは違うらしいな
ラーウ
…うるせぇよ
リック
じゃあ頑張れよ無能さん(笑)
ラーウ
……っ
そっか…
俺は必死になってもダメなのか…
第21話に続く...
マル
どーもマルでーす
マル
全然ラーウの絵が描かれないので
マル
もう自分で描こうと思います
マル
そういうわけで失礼しましたー!







