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あ!先生おそいぞ〜

今日はやけに早いじゃないか

まーね!

これ、あげる

コーヒー?

先生と呼ぶようになった日から毎日

あいつは俺よりも早く来てコーヒーを用意し

下手くそなピアノを弾きながら待っている

そして勉強が終わると

外が暗いからと理由をつけて

車で家まで送る

そんな毎日を繰り返すと共に

俺にとって特別な存在へと変わっていった

ねえ先生

ん?

先生が私の先生だってことはわかってるけど

私、先生が好き

やっぱだめ…だよね…!

ごめん忘れて…!

じゃ、今日もありがとね!

待てよ

俺はお前の教師だ

正しいことを教えなきゃいけない

でも、やっぱ無理だわ

え?

俺もさぁ、お前のことが好きなんだよ

教師が生徒を好きになるなんてだめだってわかってるけど、

そう簡単にやめらんねーよ…

なぁ、海

俺と付き合うってことは、それなりにリスクがあるってことはわかるな?

うん

我慢してもらわなきゃいけないことも沢山あるんだ

それでも構わないなら、俺のそばにいてくれ

うん…!!!

うわっ…!

急に抱きつくなよ笑

嬉しくて…笑

こーゆうのも、やったらだめなんだからな?

ごめんなさい…

謝んなって笑

ほら、こいよ

え…?

誰も見てなきゃいーんだよ

車の中なら邪魔されないしな

やっぱ車さいこー!!

ははっ

そーだな!

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