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半透明な君へ

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半透明な君へ

16 - なんでよ、ッッ

♥

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2023年04月02日

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この声って...モブくんとかの声...かな、?

というか、なんか問題発生中、?

さっきまでの穏やかな時間が嘘みたいだ

ももくんはと言うとわずかに眉間に皺を寄せていた

...さっき、揉めてたんだ、あいつら

大道具を作っていたら、

いきなりモブの彼女がきて...

揉め事とか、怒りとか...

そういう強い感情はオフにしてても聞こえる

だから、ゴミ捨てに来たんだよ

今、離れれば聞こえないし、

そういう話は絶対に読んだら行けないと思ったし

桃くんは俯いて、

途切れ途切れになりながらも話してくれた

(さっきの顔の曇は気のせいなんかなじゃなかったんだ...)

そうこうしている間にも彼らの声は聞こえてきた

あまり前を通りたくはないが

ゴミ捨て場までの道はここしかないから仕方がない

モブ1

まじウケるよな笑

モブ1

モブ、教室の真ん中で別れ話とか笑

モブ

うるっせーよ...

モブ3

そんなイライラすんなって笑

モブ3

どうせ今回も遊びだったんだろ、?笑

モブ

あの女ぶっ殺す...

モブ

恥かかせやがって...

不良3人が廊下にいると

悪い空気があからさまに漂っていた

思わず怖さに身じろいだその瞬間

ぱっと、モブくんがこちらを向いた

いや、正しくは僕の横にいる桃くんに...

モブ

あー、超優等生の桃瀬くんじゃん(ニヤッ)

ッ...

タイミングよく

八つ当たりできそうな人を見つけた、

と言うように彼は笑った

けれど、明らかに嫌そうな顔をした桃くんに腹が立ったのか

モブくんは舌打ちをしてからこっちにどんどん近づいてきた

(プルプル...)

桃くんは怯えている僕に気づき

青宮、早くペンキ届けに行かなきゃ行けないんじゃないの?

といった

先に帰れってことだろう...

で、でもッ.....

僕が戸惑っていると

桃くんはこれでもかってくらい低い声と怖い顔つきでささやきた

早く、いいから

...ッ、(コクッ)

その迫力に押されて思わず頷いてしまった

僕は戸惑いながらもその場から立ち去ってしまった

(ドクッ...ドクッ...)

何より、桃くんを置いて言ってしまった罪悪感で胸はいっぱいだ

いくらなんでも、このまま見過ごす訳には行かない

いざとなったら加勢...っ

僕はそっと階段の影に隠れ座り込んだ

廊下に響くモブくんの声に耳を澄ませる

僕なんかがいっても足を引っ張るだけだってわかってても

僕にだって助けを呼ぶことぐらいはできる

しんとした廊下は呼吸音さえ邪魔になるほど張り詰めていた

モブ

俺さぁ、桃瀬みたいなの嫌いなんだよね

モブ

いっつもすかしてて、無関心で

モブ

お前、自分以外はみんな馬鹿だと思ってんだろ、?

.....

桃くんはまだ一言も発していない

僕は怒りで頭がどうにかなりそうだった

モブくんが何を言っているのかが分からない

勝手な先入観で桃くんのことを悪く言って

汚い言葉の暴力に僕は思わず耳を塞ぎたくなった

モブ

さっきもさ、1人だけごみ捨てに教室抜け出しやがって

モブ

本当はだっせぇ奴って盛大に笑ってたんだろ、?

.....

モブ1

もういいじゃん、行こうぜモブ

モブ3

早く帰ろう、

モブ3

桃瀬様は俺らと話す価値ないって

モブ

(チッ、!!)

モブ

そうやって一生俺はほかのバカとは違うって

モブ

勘違いして生きてってくださいw

そう言い終わったあと、モブくんたちの声は段々と聞こえなくなって言った

あまりな言葉のショックで体が動かない

僕はひざに顔を埋めて俯いた

そのままうずくまっていると、

うっすらと誰かの気配を感じた

スッ...(顔を上げる)

...(苦笑)

やっぱりここにいた笑

帰っていいって言ったのに

僕はその瞬間、何故か目頭が熱くなった

...なんで、?

なんで何も言い返さないの桃くん、...(ウルッ)

...笑

なんで青宮が怒ってるの笑

もし僕がケンカ強かったら、絶対に殴り倒してたよ、今の奴

気持ちだけもらっておくよ(苦笑)

桃くんは困ったように笑って

僕の肩をポンと叩いた

困らせているって分かっていても

納得いかないよ...っ

あんな一方的な八つ当たり...っ

許せないよ.....ッ

なんで、っ

なんで桃くんがあんなこと言われなきゃいけないの...っ

ありがとう...

と、桃くんが小さく呟いた

また変なとこで切ってごめん😭 𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩2000

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