とろお丼
とろお丼
とろお丼
とろお丼
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爽やかな風が吹く昼頃
今日も俺はキスから逃げている
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と、言うのも俺の彼氏であるぶるーくは俗に言う「キス魔」だ
学校、家、帰り道。
隙あらばキスをする。、とんでもねぇ奴
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彼の口を塞いで阻止する
誰もいないところならまだしも、学校は絶対禁止
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なにかと思えば急に俺の腕を引っ張る彼
俺は慌てて足を動かす
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されるがままつれていかれる
ふわふわした彼の手は以外に男らしく
簡単には振り払えず、強く手を握られる
それなりに握力もある俺の手が華奢に見えた
..........じゃなくて!!
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彼が向かう方向は第一校舎
古く、今は最高学年しか使っていない歴史ある校舎だ
最高学年は人数が少なく、それに比例して第一校舎は人が少ない
でもなんで2年の俺らが...!?
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思いっきり走っているので周りの視線が刺さる
絶対に許さないと思いながら、俺は走らされていった
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小悪魔な笑みを浮かべて彼は言う
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熱の籠った目
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俺は分かった
この目は、キスする前に彼のする目だ
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新緑を感じる風に肌を撫でられながら、甘い口づけをする
彼の綺麗な二重の目に閉ざされる瞳は、青く清く
昼なのに星空を連想させた
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たっと一本下がって彼は再び笑う
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この悪魔は可愛い見た目をしながら、欲にまみれた怖い奴
そんなことは、彼女である俺が百も承知で、キスには十分気を使って来たけど
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ふざけ眼で彼は言う
そして少し歩き階段に腰かけた
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突っ立てる俺に向かって
俺の顎をくいっとあげる
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この悪魔は、本当に隙を与えてはいけない
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顎を上げられたまま、俺は負けじと言い返す
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じりじりと体温が上がっていく感覚がする
「誤解されたい」
これはつまり...付き合ってると勘違いされたいと言うことだろうか
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言い返そうとも弱々しい声が出る
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すくっと彼が立ち上がって
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また口付けをされる
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今度は少し違う熱の籠った目
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ぽんっと頭を撫でられる
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悔しい
あれほど学校でのキスに気を使っていた俺が
こんなにも簡単に
キスを許してしまうなんて
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俺は今日もこの悪魔に
振り回されてしまうのだ
コメント
15件
ぐっ…( ́ཫ`) マジで最高ぅ… 供給だわぁ…
やべぇ…コメントじゃなくて♡押そって思ったら1500で押しにくい… だからコメントします… えー…控えめに!!言いますね! 神
神ですね……() brがかっこいいしかわいいし←