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大吾side
流星と、二人での待ち合わせ。
まさか流星から誘いが来るなんて 思いもしなかった。
お風呂場で俺に話しかける君は どこか大人っぽくて...でもまだあどけなさが残る
何かいつもと違った... 俺の感情を掻き回すような、そんな顔をしていた。
俺だって...そんな君を見たら
隠していた君への思いを 抑えられなくなる。
でも今は同じグループで デビューに向かっている大切な時。
まだ...まだや。 もう少し、自分の気持ちに嘘をつかなければ。
だけれど、今日は花火大会。
年に一度の今日だけは 自分の気持ちに素直になっても...ええんかな。
俺が先にみんなから離れて、流星に場所を連絡する。 もうすぐ来るはず...。
と、思っていたのに
そこに現れたのは 流星ではなく...
道枝
大吾
なぜか待ち合わせ場所に来たのは みっちーだった。
流星...の姿は、ない。
道枝
大吾
通りでフラフラしてたわけか... なんで俺気付かんかったんやろ...。
自分の気持ちを優先したからか? 二人での時間を作りたかった為に。
大吾
道枝
道枝
大吾
当初の計画が崩れてしまったのは悲しいが 流星のためなら... そう思って歩き始めようとした時
道枝
道枝
道枝
大吾
道枝
道枝
道枝
一体何が言いたいんや?
大吾
道枝
道枝
俺の感情で 流星の邪魔してしまう。
それは決してあってはならないこと。
彼は...俺が守らなきゃいけない。
そう、あの時もそうだった。 流星が夜連れ攫われそうになった時も。
みっちーに言われたことで... 俺の感情がやはり奥へと閉まっておかなければ ならないと思った。
いや、寧ろ...苦しめるくらいなら
諦めた方がいい。