家に帰りリビングに入った
須王 朔夜
ただい…
そこには由佳にベタベタしてる涼夜と嫌がる由佳の姿があった───
須王 由佳
……おかえり
須王 朔夜
( ん?なんか由佳怒ってる?
須王 朔夜
ただいま!涼夜!あんま由佳にベタベタすんじゃねぇよ
須王 涼夜
は?自分の立場考えてから言えよ
須王 由佳
涼夜!いいよ
須王 朔夜
( 呼び捨て?
萩野 亜美
朔夜♡待ってた
須王 朔夜
は?
階段から亜美が降りてきた
萩野 亜美
ちょっと話があって
須王 由佳
先にご飯食べてるから
須王 朔夜
( 怒ってる理由こいつか…
須王 朔夜
あ…うん
亜美と部屋に向かった
部屋に入ると───
ちゅっ───
須王 朔夜
( !!?
須王 朔夜
は? なに?
萩野 亜美
抱いてよ
須王 朔夜
しつこい
俺に抱きつく亜美
萩野 亜美
あの子だって他の男とやってるんだからいいじゃない
須王 朔夜
由佳はそんなことしねぇよ
須王 朔夜
( あれは涼夜が無理矢理…
萩野 亜美
どうかしら(ニコ
意味深な笑みを浮かべながら言った
須王 朔夜
帰れよ
萩野 亜美
抱いてくれるまで帰らない
須王 朔夜
由佳しか無理ってゆってんだろ
萩野 亜美
じゃあ朔夜は何もしなくていいわ//
私が全部やる
私が全部やる
須王 朔夜
は?
バサッ───
須王 朔夜
ちょ!ふざけんなっ
萩野 亜美
黙って?んんっ
須王 朔夜
んんっ──
無理矢理キスをされた
須王 朔夜
ふざけんなっ!
所詮女の力───
簡単に交わした
萩野 亜美
なんでよ…
須王 朔夜
由佳が好きだから
萩野 亜美
これを見ても?
「ぁあっ//あっんんっ//」
「ほんと由佳感じやすいよな//」
「んっ//うるさい//」
「すごい濡れてる」
「んあっ//だ…め//んう」
「感じてるくせに何がだめだよw」
「あっ…だめ…あっんう//」
「イきそうなんだろ?」
「ねぇ…イっちゃう//」
「いいよ?」
須王 朔夜
( なんだよ…これ…
萩野 亜美
無理矢理やられてるようには見えないけど?
須王 朔夜
( 嘘だろ…
萩野 亜美
ねぇ?朔夜//抱いて?
須王 朔夜
…無理
萩野 亜美
あの女だってやってるじゃない!
須王 朔夜
だとしても俺はやらない
萩野 亜美
今もやってたりして
須王 朔夜
……
慌てて部屋を出ようとした
がしっ────
萩野 亜美
行かせない!
須王 朔夜
離せ!俺が好きなのは由佳だ
萩野 亜美
旦那の弟と浮気するような女のどこがいいの?
須王 朔夜
由佳は浮気なんかしない…
俺は自分にそう言い聞かせてただけ
萩野 亜美
一度でいいから…お願い
須王 朔夜
どんなにお願いされようと俺は由佳しか求めない
萩野 亜美
わかったわ…
須王 朔夜
かえ…
亜美はポケットから小さな瓶を取り出した───
萩野 亜美
これ飲んで死ぬ…
須王 朔夜
は?
萩野 亜美
朔夜…愛してるよ…
そう言って瓶の錠剤を2粒口に入れた
須王 朔夜
おい!亜美
萩野 亜美
朔…夜// 愛…して…る
バタンっ))