京都に着いたとたん、はしゃぎだしたのは意外な人物だった
黄神
紫央
黄&紫
俺らの先まで早く走っていった2人。るぅととなーくんはキャッキャウフフと飛んで跳ねる
橙樹
青猿
ころんの言葉に
紫央
と過剰に反応しながらもるぅと君の手を引くなーくん
紫央
黄神
紫央
黄神
2人の会話を聞きながらころんに近づく俺
桃谷
青猿
少しこわばった顔でこちらを見つめその口で呟く
青猿
その目はいつになく真っ直ぐで、強い意志が灯っていた
ころんのそんな言葉に気づかないるぅとは、チラリと彼らの方を見る。
さとみと話ているころんの目に少し不安を感じた。
自分には見せない瞳。
そのことに気づいた瞬間、さとみに嫉妬しているのが分かった。
この思いの心理に気づかないるぅと。そのままの形でころんを見つめていると彼と目が合う
黄神
青猿
パッと目をそらし、顔を抑える
黄神
一方逸らされたころんは
青猿
落ち込んでいた←
青猿
”自分の思いを伝えなきゃ”
キッと顔を上げて、はっきり決議する。
ちゃんと話して仲直りしたいと思っているころん。
るぅとも、仲直りしたいと思っていたのだ
黄神
青猿
”話そうと思ってるのに近づけない”
奥手な2人が考えていることは同じである