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だから泣くのは…
夢の中"
龍波 楓華(幼少期
龍波 楓華
それをずっと無表情の私が見てる 感情が無いなら変わって欲しい" そう何度も思った
龍波 楓華(幼少期
龍波 楓華(幼少期
自分自身なはずなのに それに縋り付いて助けを求める そんな愚行、無意味だと思ってた…
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華(幼少期
あの時から、私は私じゃなくなった 私を演じることが私の“役目” 完璧である自分自身を演じる
龍波 楓華
御母様
龍波 楓華
けどさ…なんでなんだろうね 人の顔が分からなくなっちゃった それなのに表情はわかるの
御母様
龍波 楓華
龍波 楓華
口調も、仕草も、教わった通り ちゃんと“自然に笑って”
御母様
御母様
龍波 楓華
一族の次期当主として 恥のない人生を送らなければいけない
龍波 楓華
龍波 楓華
中学生になる頃、 御母様は何度も何度も中学受験をして 国立中学校に行くように言った
御母様
御母様
龍波 楓華
私はそれを受け入れた そんなこと簡単だったから ずっと御母様を完璧に真似ていたから
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
御母様
龍波 楓華
御母様や御父様に反抗してはいけない
御母様
龍波 楓華
龍波 楓華
中学生になってから 自分自身の価値をあげる 必要があると初めて気がついた
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
常に成長し続けなければいけない
龍波 楓華
龍波 楓華
自分で考えて行動する そんなこと全く考えなかった 自分の考えなんて必要ないから
花咲 葉月
龍波 楓華
花咲 葉月
花咲 葉月
花咲 葉月
龍波 楓華
龍波 楓華
徹底的にその子を見て真似た 思考回路も人との関わりも 全部、隅から隅まで忠実に
花咲 葉月
クラスメイト
クラスメイト
龍波 楓華
花咲 葉月
龍波 楓華
花咲 葉月
クラスメイト
クラスメイト
花咲 葉月
クラスメイト
でも、その子と関わっとる限り その子の真似しとるって 周りから見たらわかるらしい
クラスメイト
花咲 葉月
花咲 葉月
龍波 楓華
孤独で冷たく苦しくても やり続けなければいけない
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
2年生になって葉月とは 別のクラスになった すっごい嬉しかった けどそれ以上に嬉しかったのが…
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
自分と同じで親が政治家の 浅倉くんが居たこと
浅倉
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉
龍波 楓華
浅倉
浅倉
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉
龍波 楓華
浅倉
龍波 楓華
足りないモノを持っている それはあながち間違いではなかった けど真似で再現出来るものではない
浅倉
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉
彼の言葉は真相を突いていた 残酷なほど頭に谺して 一瞬だけ、笑うんを忘れた
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉
龍波 楓華
苦しくても誰かに助けを 求めてはいけない
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
助けを求めたら “助けてもらえる”とは限らない 見捨てられるくらいなら 助けなんて求めない方が良い
龍波 楓華
龍波 楓華
模倣した意見に別の意見を模倣" そうしたら綺麗にまとまって 他の人からも尊敬される
先生
先生
浅倉
先生
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉
浅倉
私には何かが足りない" 浅倉くんの持ってる何かが どう足掻いても1歩届かない
浅倉
龍波 楓華
浅倉
浅倉
浅倉
龍波 楓華
正しいことが正解 間違えないことが大切 そう教えられてきたから
龍波 楓華
浅倉
龍波 楓華
浅倉
龍波 楓華
自分の意見を書くだけ たったそれだけの問題を間違えた
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
ゼロから何かを考える そんなこと今までした事ない ずっと人の言いなりだから
龍波 楓華
龍波 楓華
__水面に自分が映る
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
【教え】を忘れてはいけない
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
御母様
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
御母様
龍波 楓華
嫌だ、見捨てられたくない 無能″と一緒にはなりたくない 期待されていたい期待されてないと 自分の存在価値が欲しい まだ頑張れるから、頑張るから
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
龍波 楓華
浅倉 潤
龍波 楓華
龍波 楓華
苦しくても誰かに助けを 求めてはいけない
龍波 楓華
龍波 楓華
人の模倣しかできないモノは
苦と幸の狭間を理解しているのか
少なくとも今の居場所は 『苦と幸の狭間』
地に足が付いていないモノだから 居場所も理解できない
地に足が付く時は…
it means ¿‐4̷̍͝𖤐̈́̽̿̚5̷̚͝✧̞̽̈́̿͒1̸̏̑✈̯͐̽͗2̶́̿̋̐͆̍̕0̵̫̈́̐̆̄͗̽͘ 8̵̈́͘‐″
貴方はコレを解けますか?
コメント
7件
記述問題の所の浅倉深..楓華ちゃんは御母様の生き写しとしてオリジナルとして生きれなくてクラスメイト達からも気味悪がられてかわいそすぎる..最後らへんでごめんなさいって連呼してたから相当トラウマだったんだろうな..
めっちゃつらい…幼少期の頃の自分とお母さん重ねちゃってるとこ可哀想… 浅倉学生の時との対応の差すごくて笑ったけどふつうに可哀想でよくわかんない感情になりました!
極端な理屈だとしても龍波ちゃんにとってはずっとそれが最適回答だったのが辛い…ッ… 最後暗号みたいになってる…?細かすぎて感情の波がッ…( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )