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記録の少女達第四話

第1話 - 記録の少女達第四話

2019年10月31日

#ほのぼの...？

#シリアス

#ちょっと長いよ

#ここから一気に展開が進む

#サイボーグ的な

#恋愛も...一応

シュウマル【サブ垢】

佐越

という訳で...

佐越

仲良くしてあげてね！

桜

...

津久見

よろしく頼む

佐越

よし、じゃあ俺は仕事でもするよ

佐越は部屋に向かって行った

津久見

...

桜

...

津久見

なぁ...

桜

何？

津久見

アイツって...信じてもいいのか？

桜

...今、こうやって住ませてもらってるでしょ...少しは信頼したらどう？

津久見

そ、それはそうなんだが...しかし裏切られそうで怖いんだよ

桜

...はぁ...

桜

何で、連れてきたの...あの人は...

津久見

え？なんか言ったか？

桜

何も

佐越

....

佐越

...ちょっと休憩でもするかな

佐越

...って、またアイツかよ

佐越

まぁ、久しぶりに話すか

佐越

なんだ？

立木

あ、キタコレキタコレ。佐越氏

佐越

で、一体どうしたってんだよ？

立木

実は、ついさっき興味深い情報がゴールインして入って来たんデストロイ

佐越

へーなるほど情報ねぇ

佐越

ありがとさんよ、オタク野郎

佐越

てか、さっきから言ってる事が意味不明すぎんだよ

立木

汝はこの身、天使達を幸福の道へと運んでるだけ、そう、それだけ

佐越

だからなんて言ってんのか分からねえよ

佐越

それより、情報って？

立木

今さっき、ボロボロな服来た女性と男性が家へと入る姿が確認されたんでございます

佐越

...女性？

立木

ちょっと、見に行ってくれます？

佐越

ああ、分かった...？

佐越

そんなジャーな

佐越

ちょっと、出掛けてくる

津久見

なら、私もついでに

桜

...私も

佐越

いや、ダメだ

佐越

君たちにもしかしたら危険に晒されるかもしれない

桜

で、でも...

津久見

昨日ようなトラブルがあるのなら...

佐越

本当に、大丈夫だから

佐越

すぐに帰って来るよ

玄関を開け、外へと行く佐越

桜

...

津久見

...

佐越

えーと、確かここだったか？

佐越

しかし立木の野郎、何でこんな所に行けとか言ったんだよ

佐越

...普通の一軒家だな

佐越

ちょっと周りを見てみるか...

佐越はリビング辺りにこっそり移動する

佐越

...さて、何があるんだ？

男性3

おい、早くコンビニ行けよ？

少女

...はい！

男性3

...行ったか

男性3

はぁー....しかし会社の方も良くあんな考えができるよなぁ...

男性3

「感情」と「心」を同時に入れたパッチを作るなんて

佐越

...！？感情と心を同時に入れたパッチだと？

男性3

...ったく、アイツおせえな

少女

はぁ...はぁ....

少女

買ってきました...！

男性3

おう、遅かったじゃあねえか

男性3

....

男性3

おい、これ！頼んだ物と全然違うじゃねえか！！

男性3

この役立たずが！！もう一回あれを...

少女

...すいません！！すいません！

少女

だから...あれだけは

男性3

てめえ、主人に向かってなんて口の聞き方をしてる！誰のおかげで生きてると思ってんだ！！

男性3

このゴミがァァ！！

男性が少女に向かって殴ろうとした時だった

男性が拳が抑えられる

男性3

あ、あぁ...？

佐越

....

佐越

この...

佐越

クサレ野郎がァァァァァァ！！

まずは男性の顔に一発パンチをお見舞いし、次に足でおもいっきり腹を蹴りあげる

男性3

ゴブァァ！？

男性は倒れる

佐越

...

佐越

大丈夫！？君！

少女

...え？

佐越

僕の事、分かる？

少女

あなたは...

少女

新しい主人ですね...

少女

私は「金居渚」と申します、どうぞ、ご命令を

佐越

な、何言ってるんだ？

少女

...？、新たなご主人様でしょう？どうぞ、ご命令を...

佐越

...

佐越

嘘だろ...！

佐越

これじゃ、まるで...

佐越

「奴隷」みたいじゃないか...！！

？

もしもし、私だが...

？

一体どういうつもりだ！貴様！

？

あの廃止にしたシステムを再利用するなんて...！

？

利益が大事なのは分かるが...いくらなんでも再び使用してるのは間違ってる！！

？

....

？

今すぐにでも、販売をやめろ！

？

断る...か、

？

だが、無意味だ

？

あのシステムの著作権は私が持っている

？

これは脅しだ！お前が無断で私のシステムを使用してると訴えてやってもいいんだぞ？

？

そもそもあのシステムは「black license」の開発元だろう！？

？

前の社長が「これはヒットする」と会社がつぶれる寸前に買い取った物だ

？

そして、その担当者が私だ

？

しかし、20年前の事件で私は責任を持って辞めたのだ

？

それにあのシステムも削除して...

？

待て、お前...何処で手に入った？

？

あれは私が全データもバックアップ機能も開発図も全て消したはず...？

？

復元しようとも私が元のα版を自身のパソコンにロックを掛けて封印している...

？

まさか...！！

男性はパソコンを起動すると何か焦った顔でデータを探していた

？

...コピーされている...！？

？

このバカ者が！！

？

そこまでして世の中に出したいのか！？

？

あ、おい！

？

くそったれが！！電話を切れやがった...

？

...どうやら私もそろそろ手を打つ時のようだな

佐越

ん？

佐越の奥の襖に、影に隠れている人物がいた

佐越

...おーい？

佐越は襖に近づきながらその人物を呼び掛ける

少女2

....

少女2

ねーむれ...ねーむれ...

佐越

ちょ...君？

少女2

...え？

佐越

えーと...そっちも大丈夫...かな？

少女2

...私は...

佐越

君達を保護...でいいのかな、しに来たよ

少女2

嫌だ！、どうせ私の事なんて暗い部屋で孤独に囚われるんだけでしょ！？

少女2

そうしたいんでしょう！？

佐越

...そんな事するぐらいだったら、君の側にいる方がいいよ...

少女2

...ふぇ？

佐越

人間って、ずっと１人で生きていけると思う？

少女2

...

少女2

でき...ない

佐越

でしょ？誰かが、側に居たら安心するでしょ？

佐越

人間は自身の恐怖に打ち勝つのは相当精神が強い人じゃないとダメだ

佐越

僕だって、昔お母さんに捨てられて...ずっと１人だった

佐越

怖かった...辛かった...

佐越

だから、自分はこう思ってるんだ

佐越

「自身の恐怖を乗り越えた人は狂った英雄【ヒーロー】」だってね

少女2

...

少女2

アハ

少女2

アハハハハ！

少女2

貴方って、面白い人だね！

佐越

そ、そう？

少女

...

少女

(...なんだろう...あの楽しそうな...光景は...とても久しぶり）

少女

(...あの人...私にも優しくしてくれたら...）

佐越

ねぇ

少女

...私？

佐越

...君達、我慢したんだよね...

少女

ーーー！

少女2

っ！

佐越

...そうしていていたら、いつか幸せになれるって

佐越

信じてきたんだよね...？

佐越

...

佐越

今から言う事は、君たちの判断で任せる

佐越

幸せを得れる方法はいくつかあるから

佐越

でも、先に幸せを掴みたいなら

佐越

同意...してくれる？

佐越

それじゃあ言うよ？

佐越

オレの所に来てくれるかい？

少女

えっ！？

少女2

は！？

佐越

つまりは、暮らさないかって事、俺んちで

少女2

い、いきなり何を...

少女2

そこまでしなくても...

少女

そ、そうですよ！私達は助けてもらえただけで...

佐越

でも！！

佐越

これから行くところはあるの？

少女

...

少女2

...

佐越

...強制するのは嫌いなんだ、自分たちで決めてくれ

少女1&少女2

...分かった「わかりました」、お世話になるよ「なります」

佐越

wow、同時にOKしてくれるなんてビックリしたよ

？

...

？

あのベーコン野郎...とんでもねぇ事企んでやがる...

？

感情と心を導入するパッチは別にいい...自分もいれてるからな

？

だが、問題は...

？

この「アンドロイドの人間化」だな...変な物を生み出しやがって...

？

実際、人間をアンドロイドと取り入れて本当に人間のように動き、食べ、考え、感情を出すことができる...

？

普通に感情と心を入れるパッチをアンドロイドに組み込むだけで良いのに...

？

死体とかでも取り入れられる事が可能...

？

...クソッタレ

？

こうなったら、襲撃するほかないな

？

「彼」は果たして協力してくれるだろうか？

？

試してみないとな

桜

また連れてきたの？

佐越

ああ、保護したからね！

佐越

あんな所に置いてちゃ可哀想だから

桜

...

渚

よ、よろしくお願いします！

心咲

よろしく

津久見

ああ、よろしく頼む

桜

...よろしく

佐越

よし、数が多くなってきたな...もうそろそろ引っ越しでもしないとなぁ...

佐越

って、ん？

佐越のパソコンからメールの着信音が鳴る

佐越

お、仕事かな？

起動し、開くと...

佐越

...なんだこれ

佐越

「少女関連で聞きたい事がある、通信してくれないか？」

佐越

...なんか怪しい

佐越

でも、一応聞いとくだけ聞いとくこう

メールの電話番号を元に掛ける

佐越

...

佐越

もしもし？何かご相談ですか？

？

ああ、君について聞きに来たよ、佐越匠君

佐越

...

佐越

何者だ？あんた

？

私は君のだァ～好きな少女の原点を作り上げた「robot GIRLS」の元の開発員だよ

佐越

...元開発員...？その人が何故僕に？

？

突然だが、君に質問しよう

？

君は20年前の事を覚えているかい？

佐越

20年前...？

お母さん...？どうしたの？

怖いよぉ...１人はやだよぉ...！！

お母さん...！お母さぁん！！

佐越

やめてくれ...昔を思い出す....

？

昔？

佐越

...関係ないだろ...！

？

...最初の話というのは、君に...

？

...パッチが埋まられている事、だな

佐越

えっ？

佐越

感情と心を同時に与えれるとかの奴か！？

？

...ほう、知っているのか

？

詳しくは聞かないでおこう、次の質問だ

？

そちらにロボ美少女はいるかね？

佐越

...知ってどうする？

？

彼女達の情報は欲しくないか？これは取引でもある

佐越

...

佐越

本当だな？

？

ああ、もちろんだ

佐越

いる、それも四人も、ここに住ませてる

？

そうか...私と同じだなァ？

佐越

何？そっちにもいるのか？

？

まあな、私は最近流行っているロボ美少女を作って、彼女達に感情と心を入れるパッチを使い、今に至る

？

最高だ！彼女達の可愛さ、思考、表情、感情....

？

どれも、現実に近いもので飽きないよ！本当に

？

ああ、それと...

？

再確認だが、君の名前は「佐越匠」だな？

佐越

ああ、何でまた？

？

実は、今の「robot GIRLS」の実験用の人間に...

？

データの中のロボ美少女の開発用で...

？

君の...『家族』？らしき人物がいるんだ

佐越

な！？

佐越

なんだと...！？

？

そして、ロボ美少女のキャラクターで入れられたのが...

？

『桜菜々子』

佐越

...！？

佐越

『桜』って...！？

佐越は今、ここにいる『桜』を見る

？

あー...そっちにいるか？

佐越

ああ、いる！いるとも！！

？

...不思議なもんだ、そして入れられた人の名は...

？

「佐越出海」

佐越

...なん...だって...！？

佐越

僕の...

佐越

『妹』じゃないか...！？

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