テラーノベル
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とある日のお昼過ぎ。
突然インターホンが押された
来客の予定はなかったはず。 郵便かな?
そう思い出てみると、すごくお洒落な化身がいた。
なんで僕の家に...?
聞くとどうやら、昔この地を訪れたことがあるらしく その際に僕とも面識があるとのこと
...誰なんだろう。名乗ってくれない。
僕自身も覚えていない。
...とりあえず家に上げた。
その人は、僕の事を懐かしむような目で見てくる
思いだそうと必死になるけど やっぱりわからない
なんで僕は、昔の記憶がほぼないのだろう
こういうときに限って、すごく悔しくなる すごく、すごく寂しくなる
しばらくこの化身と話をした
どうやらこの人はフランスの人らしい。
だからこんなにお洒落なんだ...
そして、僕のことを数回蝦夷と呼んでいた
あぁ...どうりで覚えていないわけだ。
僕はそのことを謝り、その人に当時のことを聞いた。
いつ僕と会ったのか 何故僕と会ったのか 人間たちのその時の動きは?
そんな質問攻めに嫌な顔一つせず その人は丁寧に答え、て、
......
北海道
思いだした。
なんで、なんで忘れていたのだろう
最近の出来事じゃないか、これは
そうだ、この人は、この化身は
僕に、生き残れる戦い方を教えてくれた...
北海道
僕がそうつぶやくと、目の前の化身__ 先生の耳に届いたらしく、少し驚いたような顔をして、嬉しそうに微笑んだ
「思い出してくれたんだね」
そう言って僕と、僕の肩に乗っているシマエナガを撫でる
あぁそうだ、この手だ
いっぱい褒めてくれて、そのたびに撫でてきて
あの頃の僕は、なんで撫でられているのかわかっていなくて ただされるがままで
「いつか、こっちに遊びにおいでよ。」
「君に会いたがっている人が待っているからね。」
その人は、きっと...
北海道
「しばらく見ないうちに 随分人間らしく、可愛らしくなったね。」
僕が言葉を返すと、先生はそう言って優しく笑ってくれた
よかった、もう、この人たちを忘れなくて済む。
それからは、ずっと二人で思い出話やその後の話をした。
お土産のお菓子、青森たちと一緒に食べようっと。
コメント
3件
べッッッッッ………べべべべベルフォールさ…!?!?!? うわあぁぁぃぁぁぁぁぁ北海道ー!!!(´;ω;`)よかったね思い出せて……༎ຶ‿༎ຶお母さん感激(?) 優しい先生………惚れちゃうべ()なんかもうフランスのワードが出たというかタイトルの昔の記憶からもうなんか北べの気がして(不審者)しゅごい……切ないハッピーエンドみたいな……なんか…(伝われ)大事にしてねほっかいどー…(´;ω;`)
読ませていただきました🌷 第75話、先生との再会、じんわりと胸が熱くなりました。北海道が「せん、せい…」と思い出した瞬間、こちらも涙腺が緩みました。忘れていた大切な記憶が、優しい手触りとともに蘇る流れがとても丁寧で、読んでいる私も一緒に思い出したような感覚になりました。先生の「思い出してくれたんだね」という一言が、全てを包み込むようで温かかったです。