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魔族と人間が不思議な関係性を持って暮らす世界…その片隅にある青薔薇あふれる離島で、アンデッド達が気儘に暮らしていました。
トッシュ
今にも骨身が透けそうな白肌と、珊瑚の海の目と、朝日の様に光る翼の子は、そう言うと宇宙の片隅を固めて出来た様な機関車の上で、ゆっくりと羽ばたきました。 しかしこの者は天使でも子どもでもありませんでした。 レイドボス級のユニークモンスター「ホワイトアンデッドロード(不死者の白帝)」だだたのです。 「ケタケタケタ」 「トッシュ…ご機嫌そうだな」 「此処の所、討伐者も島荒らしもゼロですからねぇ」 「平和じゃぁ…」 他のアンデッド達は、敬うまでは行かずとも、同じ様に気儘に暮らしていました。 と言うのも、このトッシュは実に特殊なモンスターで、アンデッドにも関わらず、浄化効果のある水と光を生成し続けているのです。
トッシュ
そうしてトッシュが空中で横になると、溢れた水と光で青薔薇の海が鮮やかに拡がりました。 ホワイトアンデッドはその複雑な聖と光の力の織り合いで特別な花を咲かせ、他のアンデッド達を癒し穏やかにするのです。 トッシュは世界に同族がいなかった為、そのまま独りロードにまで進化し、普通のアンデッド達を癒していました。 そんな平和な島の近くに有る大陸の港町で、何やら妙な話が交わされていました。
アキラ
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
アキラ
アキラ
アキラ
酔っ払い客
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
そう言うと酔っ払い客は、酒場の看板娘にあるメニューを頼んでから話を続けました。
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
アキラ
そして酔っ払い客は、看板娘が運んできた青いお酒と薔薇を見せつけてニヤリと笑った。
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
そう言うと酔っ払い客は、お勘定を見せびらかしました。 …余りに法外な値段にアキラは思わず、大声をあげてしまいました。
アキラ
酔っ払い客
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
すると酔っ払い客は、突然声をひそめて話しました。
酔っ払い客
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
酔っ払い客
アキラ
酔っ払い客
酔っ払い客
アキラ
子どもについてアキラが聞こうとした所で、酔っ払い客は奥さんに連れ帰られてしまいました。 残されたアキラは、そもそも飲めないお酒をコッソリ瓶に移して、店を離れる事にしました。
アキラ
外でふと青薔薇を見たアキラは驚きました。 青薔薇が微かに光っていたのです。 そして、慌ててお酒を入れた瓶を見ると、お酒も薄らと光っていたのです。
アキラ
アキラ
アキラ
アキラ